所在地
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群馬県草津町
(←クリックすると国土地理院のHPにて位置を確認できます) |
評価(5段階) |
★★★★★
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難易度(5段階) |
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現地へ |
草津温泉の南東部。
国道292号より細道に入り、案内のままに進むと駐車場に到着。そこから徒歩30〜40分。 |
訪問日 |
2008年6月1日
2022年2月20日 |
2022年2月20日
素晴らしい滝であるのは間違いないのに、何故か再訪する気になれなかった滝。
温泉成分が流れており地熱もあって氷瀑にはならないのは分かっていました。それに緑もない寂しい景色なのも承知の上です。
だけど、周囲が白い景色も良いかもねって事で再訪してみました。
国道292号から、嫗仙の滝への案内のままに進みます。ちゃんと除雪されているのが有り難い。無事に駐車場まで走ってこれました。
山肌は一面雪で覆われています。通常の登山道も雪で隠れていますが、トレース跡がバッチシあって、それを追い掛ければ迷う心配はありません。
今回の雪は締まっていて、アイゼンもスノーシューもいらず、普通の登山靴で行けました。ラッキーだったと思います。
さて、40分ほど歩いて滝前に。
この時期の滝はやはり寂しい。パワー不足です。
入院してる人をお見舞いに来た感じかな。本来の姿じゃないね、早く元気になってねって励ましたくなる。それと同時にそんな弱々しい時に来ちゃってゴメンねと罪悪感にも包まれる。
みなぎってる滝が好きだ、エネルギッシュな滝に会いたい。だから冬はあまり活動しない。
ただ、今回はそんな切ない滝でも会えて良かった。
昨年の秋から連日の残業続きの仕事、家に着いたら家族全員が寝ているという寂しい日々。それでもこらえて精一杯頑張っているのに他部署からまだ足りないと言われ、心がポキンと折れていました。
滝に行くより寝ていたいとも思っていたけど、無理して走らせて良かった。
嫗仙の飛沫を受けて、心が修復されたのがよく分かった。
滝のパワーはすげえな。これに何度助けられただろうか。
冬は耐え忍ぶしかないと思っていたけど、やはり滝は滝であるんだね。
これで春まで頑張れそう。
「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」
キキの台詞そっくりな今の心境です。
サンキュー嫗仙!
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2008年6月1日
インパクトだらけの滝で、どこから見ても絵になる素晴らしい滝です。
温泉成分の混じった水が岩を赤くし、それが衝撃的。更に真ん中に叫ぶようにぽっかりと窪みがあり、それがまた奇妙。このような特異な滝は大好きです。
サラサラと穏やかに流れている滝ですが、真下に行くととんでもない。瀑風と飛沫に襲われ一気にびしょ濡れ。
眺めて良し、感じて良し、文句のつけ所が一切見当たらない感動的な滝に自然と笑顔になっている自分が居ました。
ここに向かうまでの道は大変整備されていて歩き易いです。ただし、平坦ではなく下りなので、帰りは相当きついと思います。
駐車場から歩き始めてすぐの所に、スキーのストックが沢山用意されているので、有難く利用しましょう。
階段状の道を下り続けた先に、この滝が現れます。赤い川床にもビックリさせられますが、この滝の美しさにしばし我を失うでしょう。
普通の靴でも近付けると思いますが、濡れても良い靴であれば色々な角度から見れるので、そちらをお勧めします。
特に、右岸から見る姿は秀逸だと思います。
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