三沢大滝(仮称)



Data 住所 栃木県日光市
評価(5段階) ★★★★★
難易度(5段階) ◆◆◆◆◆
現地へ 霧降高原、大笹牧場の西部。
三沢沿いを遡行。徒歩4〜5時間(片道)
コメントA
2015/8

やはりこの滝は美しい・・・。
今回は炭焼き小屋まで行ける左岸ルートで行きたかったのだけど、前回同様に堰堤を越えていく沢コースで行きました。
変化があったのは堰堤3基目。左岸で巻き上がると工事用の道が現れました。前回来たときはこんな所まで工事用道路は伸びていなかったのに、護岸工事の為に左岸の道を伸ばしたのでしょう。だとしたら左岸からこの道を辿っていけば入渓地点はちょっと短縮出来るようになりますね。
沢コースの堰堤を終えるとあとは適当に行き易いところを進みます。ずっと沢にいるのは面倒なので、樹林帯があるとそちらに逃げ込みながら進んでいきました。
大崩落地をやり過ごし、やがて現れる左岸の「078」地点。なるほど数字の書かれた木はもう見つからない。消えてしまったのでしょうね。大岩が目印と言われていますが、平坦な樹林帯に赤テープが何カ所か巻き付けられているので、判断は付きやすくなっています。
そこから左岸を一段上がって沢から離れ、低い笹が一面を覆うなだらかな斜面を進み、支流を渡って三沢大滝が視認できるところまでずっと巻き道を進みました。
見え始めてからが遠いと思っていましたが、左岸巻き道から再び沢に入渓してから5分ほどで滝前に到着しました。
昔よりは体力がついたかな。ほとんど息切れなく、500tのペットボトルもだいぶ残っていました。
前回は秋に来たので、滝前にいるとものすごく寒くて長居出来ませんでしたが、今回はギンギンに暑い夏。飛沫が心地よいし緑も美しい。しかし、滝前に着いた途端に雨が降ってきたのには憤りを感じました(10分くらいで止んだけど)
双瀑の真ん中に立ち、左右から
飛沫を受ける。気持ちが高ぶり震えてくる。この上ない幸せを満喫しました。両手に花ってのはこの滝を指すんだと思います。

コメント@
2007/10

mixiで出会った「滝オフ会」のリーダーと、滝通選手権で出会った一番面白かった人と一緒に行きました。

仮称となっているのは滝名がないからです。
「双龍の滝」とも呼ばれているようです。
果てしなく長い距離を歩いた先には、想像すら出来なかった素晴らしい滝に出会えました。
落差は50m以上。その滝が一本だけでも立派なのに、それが二本も落ちてくる。なんという贅沢…。何故これ程の滝に名前がついていないのかとても不思議です。
周辺は完全に崖に囲まれた空間で、北向きの為に陽も入りづらく、滝を目前にすると一気に温度が下がります。
その阻まれた空間は、飛沫が全く逃げないで包み込まれているので近付く者を容赦なく濡らします。その飛沫は穏やかで心地よいですが、居続けるほどに濡れていくと、体温はドンドン奪われジッとしていられない。もっとゆっくり居たい、そう思うのですが寒さに勝てませんでした。

道中は沢の遡行なので、沢靴が必須です。
まず迎えるのは大きな堰堤。これが5つあります。5番目の大きな堰堤は右岸から登りました。わりかしに高度感があるので足元に気を付けて下さい。
そこからは遡行。沢の中に入ったり、岩を飛び越えたりの繰り返しです。
しかし、沢から離れた林の中は意外と歩き易いので、そちらの方が体力の減りも疲労も軽減できると思います。
ルート大半を、左岸の林の中。左岸が崖になってしまった時だけ右岸に渡渉。そのようなイメージを持っているとルート選びの苦労も減ります。
地形図にはない枝沢に迷わされましたが、とにかく水量が多い方へ向かっていれば間違いありません。
後半の一番肝心な所ですが、左岸を歩いていると、スプレーで大きく数字が書かれた(「078」と書かれていたような…)木を目にします。ついでに矢印があり右斜め上(進行方向)を指しています。
そこからその矢印通り急な傾斜を登ると(微かに踏み跡あり)、しっかりとした踏み跡が現れます。踏み跡はところどころ見え隠れします。枝沢を越える辺りが一番不明瞭ですが、その先もしっかりと続いています。
その踏み跡を進み、沢と合流する頃、三沢の大滝が見えてきます。
長い道程、苦労以上の雄大な滝が迎えてくれます。

余談ですが、群馬の赤岩沢大滝にとても似ています。甲乙付け難くどちらも素晴らしい滝です。
他写真
訪問日 2007/10/13
2015/08/01

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