| Data | 滝名 | インクラの滝 | 
      
        | 落差 | 40m | 
      
        | 所在地 | 北海道白老郡白老町 
  
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        | お勧め度(※五段階) | ★★★ 
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        | 難易度(※五段階) | ◆◆◆ | 
      
        | 現地へ | 国道36号線より、室蘭本線の社台駅が見えたら山側へ。別々川の左を走る農道の様な砂利道を走っていく。駐車場まで看板で誘導してくれるので、分かり易い。 そこから滝下へは徒歩で30〜40分位。
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        石狩白老の滝に行ったのなら、やはりここにも寄らないとね。久し振りの訪問をとても楽しみに現地付近まで来ました。
 インクラへ向かう道路は見渡しの良い北海道らしいダート道で、気持ち良く走っているとなにやら工事の案内が。
 そこには「インクラの滝へは人も車も通れません」って書いてあるじゃないの。
 で、工事現場まで行くとカラーコーンで柵が設けられている。
 
 工事予定を調べなかった自分の落ち度だけど、本日のメインを張っていたので会えないのは超ショック。
 諦めかけた時に、工事関係者が現れたので通れないか尋ねてみました。
 
 すると今の工事状況だったら歩いてなら通って良いよと許可を頂いた。
 寛大な措置にマジ感謝。今年のふるさと納税はここ白老町に決まった瞬間です。
 
 工事の方はみな笑顔で通してくれて良い方ばかり。北海道の方は心もデッカイドウです。
 
 本来の駐車場よりも1km手前からの歩きですが行ける事に感謝しつつ周辺の紅葉を見ながら楽しいハイキング。
 広い駐車場に到着。もう20年以上前の訪問ですから何も覚えていないので、景色はとても新鮮。
 
 
 展望台なんてあったかな? 何にせよ広大な大地と滝が見れて良い景観です。
 ここから第二展望台までの遊歩道はとっても平坦。
 
 
 通行止めの看板が現れたら第二展望台に到着。
 
 滝前に至る道は崩落によって無くなってしまった模様。
 それでも、ピンクテープがあったり踏み跡があります。
 
 まずは渡渉です。
 第二展望台は右岸にありますが、滝前へは左岸を進む事になります。
 
 
 
 展望台の手前に、大きな熊鈴が設置されてまして、沢山のピンクテープが見えます。
 それを追いかけていくと渡渉点です。頑張れば石跳びで濡れずに渡れるかも知れないですが、無難は沢靴か長靴でしょうね。
 左岸に渡ったらあとは岸上の踏み跡を辿って進みます。
 が、やはり来る人が少ないのか薄い所もあって悩みます。
 
 適当に進んでいると大岩に阻まれて戻される所もしばしば。
 ちょいと戻っては、どこが踏み跡か見極めつつ慎重に歩む必要があります。
 
 
 駐車場(第一展望台)から40分程で滝前に到着。思ったよりも時間かかった。
 
 麗しい。そして逞しい。
 こんなガチイケメンに生まれたら人生イージーモードだろうなって羨ましくなる。
 
 でも、彼はひけらかさないし驕らない。外面だけではなく内面から格好良さが溢れている。
 空中舞踊する直瀑の流れ。静寂さの中に力強さが交錯する。
 
 
 この直瀑ならではの水の落下を見るのが好きだ。この上なく好きだ。
 
 到着したのは13時頃。昼過ぎに来ても滝全体に陽は当たってるだろうと思っていたけれど、秋の太陽の低さでは滝を囲う崖に遮られ下部は影に入ってしまった。
 判断を間違えたのを悔しく思う。10〜11時位に訪問すると全体が輝くベストな姿で見れたでしょう。もっと急いで来れば良かった。
 
 
 
 裏見の敢行。絶景と飛沫の競演に夢中になったが、さすがに秋の北海道でモロに飛沫を受け続けると凍えまくってヤバかった。
 
 これにて、北海道滝巡りは終了。
 インクラは紅葉とはあまり関係なかったけれど、秋晴れの中で生き生きしたイケメンと会えて大満足でした。
 
 
 
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        | 1999年6月
 このツルツルとした大きな岩盤が迫力あり、威圧感を見せている。
 それを割るように、静かに滝が流れている。水の落ちる音を感じさせない程の静寂な滝です。
 滝壺はなく、そのまま川に繋がって流れていきます。付近は大きな岩が転がって、多少歩きづらいですが、訳なく直下まで行けるでしょう。
 向かう途中に、小さい川を渡る丸太があるのですが、そこで思いっきり滑って転んだのは、とても痛い思い出でした。
 
 
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        | 訪問日 | 1999/06/18 2022/10/18
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