安倍の大滝

Data 安倍の大滝
落差80m
静岡県静岡市
現地へ 静岡市の北部。国道1号より、県道29号の終点まで。駐車場有。徒歩30〜40分。
コメント 絹のような白い水はとても繊細。
落差があり鋭く落ちる姿は豪快。
二つの表現がぶつかり合いながら、小さな滝壷に落ちていきます。
とても整備されている道。しかし、滝の目の前まで整備されると、ちょっと気落ちしてしまう。せっかく自然を見に来たのに、と。
途中の行程、長く、揺れる吊橋を幾つか渡ります。吊橋は結構好きで、揺れると怖くて楽しいですね。

本当に久しぶりの訪問。吊橋以外の記憶は一切無くなっていたので新鮮に道中を歩けました。
相変わらず吊橋はよく揺れて面白い。そこからはしっかりとした道を進む。一本道で迷う必要はなく、気楽に周りの景色を眺めつつ足を運びます。
やがて現れる大滝。水量の多さは流石と言えます。ちょっと離れている滝見場にも水飛沫が飛んでくる。
9年前とほぼ同じ時期なのでまた緑がないのは寂しいなぁと思っていたのですが、微かですが青葉が彩っていたので嬉しかったです。
今回は滝見場から沢靴に履き替えて滝壺まで進みました。
やはり滝は真下から首を上げて仰ぐものです。遠くから見ていても迫力は今ひとつ。その滝水の剥き出しの荒々しさと、そこから生まれる突風に正面からぶつかってこそ最高の気持ちよさが味わえるというもの。
真下に来た瞬間に服が一気に濡れた。目を細めて滝壺を見つめる。これが本当に気持ちよくて滝を求めてしまうのです。しかし、カメラには厳しい行為です。

今回、安部の大滝の上にある林道(冬季・夜間は閉鎖)からもアプローチ出来ることを初めて知った。林道から降りるのなら10〜15分くらいで到着できると思います。しかし登り返しは100m以上登らないといけないので体力的にきついです。通常の吊橋コースのほうをお勧めします。
他写真
訪問日 1999/04/09
2008/03/23

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