ここは普段はほぼ枯れ滝なので、氷瀑の方で有名な滝です。
観光地として看板もしっかり立てられていて、道路からすぐに見れるのに水は無いという虚しさなのです。
以前、この道路を走行した時には水は無いだろうと最初から立ち寄る気がなく通過しました。
しかし、今日は違います。前日に警報級の豪雨が降ってくれたので、期待を旨に訪問しました。
案内ままに車を走らせ、橋で駐車するともう滝は見えています。
予想通り見事な水柱が君臨しています！
綺麗な一本の直瀑で、落ち口から空気を切り裂くように豪快に落ちてくる力強さが遠目からでも確認出来て大興奮。
これはお近づきにならなくてはいけません。
絶対命令です。
距離は近いので目の前にある川を遡上しても良いかと思いましたが、右岸に旧道があるようなので、それを辿って滝前に行きました。

いやぁ見事な勢い。落ち口から飛び跳ねて落下してくる水はまるで楽しんでいるかのように生き生きしている。
そう見えるのは自分の気持ちが投影されているからでしょう。この水の躍動感、めっちゃハッピーです。

裏見は容易だけど、古くから設けられている木道はもう朽ちているので木の板に乗るのは危うい。
一歩一歩確認しながら進んで行って、真裏に来れました。
背後から追い越していく滝。飛行機が近くを通過したかのような迫力。ゾクゾクします。
普段から安定した水量があれば名瀑として紹介されているのでしょうね。
豪雨後がチャンスです。天気予報見て、狙ってみて下さいな。