岩屋谷雄滝

Data 住所 奈良県吉野郡上北山村
評価(5段階) ★★★★★
難易度(5段階) ◆◆◆◆◆
現地へ 池原貯水池の北部。
国道169号沿いの水尻バス停から小峠山の登山道を利用。
徒歩4〜5時間。
コメント 定番となったチャンピオン森本さん(リンク参照)と、mixiで知り合った「三重の汚点」さんとの三人で行ってきました。
今回のGW旅行の目玉がこの「岩屋谷雄滝」、そしてすぐ下流にある岩屋谷雌滝

写真ではピンとこないと思いますが、130mあります。本当に大きくて、大きすぎて圧倒されてしまいました。
末広がりに落ちてくる滝水、滝壺付近の幅は20m以上はあります。
これぞ分岐瀑の王様でしょう! その一言に尽きます。

周辺はとても広い空間で、どこでも歩き回れます。色々な角度から見れる滝というは大好きです。
遠くから眺めるも良し、近づいて水飛沫を堪能するも良し、右から左から正面からとどんな場所からでも眺められ、その空間にいるだけで時を忘れてしまいます。

やはりというか、当然というか、滝までの出会いは大変です。
バス停には2〜3台分の駐車スペースがあるのでそこに停め、小峠山に向かう登山道を進みます。ひたすら登るだけで、体力がどんどん削られていきます。
やがて小峠山の山頂。ここまではただの登山です。登山家であれば山頂を喜ぶのでしょうが滝家の私にはただの通過点でしかありませんし、山頂までの道は苦痛でしかありませんでした。沢沿いに歩いている方が気持ちよいです。
道はずっと稜線なので、右も左も開放的。池原貯水池が小さく見えたり、釈迦ヶ岳が見えたり、石楠花を美しく愛でたり。上に行けば行くほど景色がよく見え、山頂通過付近から飽きの来ない歩きとなって楽しくなります。
水尻バス停の標高は343m。山頂は1099m。756mの登り。息切れしつつもよく登りました。疲れました。
山頂を通過し、稜線を歩きます。ここからあまり登りもなく平坦で楽に進めます。
ようやく滝の近くの下降ポイントの枯れ木を発見。いちどここで休憩し下降開始。つまり登山道から外れ、道の無い斜面を突っ込むと言う事。ちなみに滝までの下降は約200mです。
傾斜はきついですが、滑っても落ちていかない程度の斜面。しっかり踏み込みながら移動。
下降ポイントはルンゼになっています。滝はもうちょい右にあるだろうと判断して、斜面を下りつつ右に移動していき、そのルンゼを越え、尾根を跨ぎ、2つ目のルンゼを直滑降に降りていきます。
どこに滝があるのかは確実には把握できていなかったので、降りて行きつつ滝が見えたら進路を変えようと思っていました。
100m辺り降りたところで滝の音が聞こえ始め、木々の間に微かながら雄滝が見えました。ずっと左にあります。予想とは真逆。
しかし、そのルンゼの下を見ると、こちらにも滝水が見えます。この形は雌滝だ。という事でまずは雌滝に向かうべくルンゼを下り続けます。濡れた岩肌、浮石・落石を気をつけながら雌滝到着。
さて、雄滝に行こう。ひとまず自分の位置をしっかり把握する為に登山道に戻りました。200mの急斜面の登りはしんどいです。
また下降ポイントに戻り、今度はそのまま直滑降。ここでも下降していると左に見えるので、半分くらい降りた付近から左尾根に取り付くと、大岩を発見。
その大岩から更に左に下りていくと大きくなっていく雄滝の姿。
息を飲む大きさ。ここまで大きいとは…、想像以上の大きさに喜びが隠せずついつい咆哮。テンションが上がり、疲れは吹っ飛びました。

5時20分 水尻バス停出発(343m)
6時25分 675m地点 通過
7時20分 926m地点 通過
8時05分 1099m小峠山 通過
  30分 中峰 通過
  40分 西峰 通過
  50分 1003地点 通過
9時35分 下降ポイント 休憩
10時   下降開始
右に下りて行き、2つ目のルンゼを下る
   55分 雌滝 到着
12時30分 出発
13時25分 一旦尾根に戻る
最初のルンゼを下りて行き、谷が見え始めたら左の尾根を越える。
14時    雄滝 到着
15時55分 出発
16時35分 尾根に戻る
休憩
17時    出発
17時35分 西峰 通過
18時    中峰 通過
18時05分  小峠山 通過
   25分 926m地点 通過
19時10分 675m地点 通過
ヘッドライト装備
   50分 駐車場 到着

長い一日でしたが、充実しておりました。しかしこの上北山村にはコンビニが無く、食料調達が大変でカロリーメイトで凌いだのはちと辛かったです。
他写真
訪問日 2008/5/09

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