そごう谷 第一大滝

Data 住所 椎葉村
評価(5段階) ★★★★
難易度(5段階) ◆◆◆◆◆
現地へ 市房山の北東部。国道265号のそごう谷が一ツ瀬川に出合う地点の一ツ瀬川の上流に堰堤があり、その手前で駐車。一ツ瀬川を渡渉し、そごう谷を遡行。
コメント 市房山の谷には大きい滝が沢山あります。その中でこのそごう谷は巨瀑のデパートです。以前から憧れていて、なんとか真下から滝を感じたいと願っていました。

昨年(2016年)に続いての訪問。ただその時は豪雨で本流が増水していて、太ももまで水が迫り、更に流れも強く、とてもじゃないけど対岸にあるそごう谷に近づけませんでした。
『今回は行けなかったけれど、そごう谷に行きたい心はここに置いていく』
なんて格好良い言葉を呟いてみましたが、とどのつまり技量不足・度胸不足で弾き返されたという現実。
悔しいけれど撤退するしかありませんでした。

さて一年が過ぎ、再び九州へ。
なんと天気予報はまたも雨。また敗退かと落ち込みましたが、今回は弱い雨の模様。
本流が増水していなければ谷に踏み入れられる。ワクワクと不安を胸に椎葉村へ。

堰堤前の空きスペースに車を停めて、斜面をおりて沢の様子を見に行くと膝くらいは浸かりそうだけど何とかなりそうだと判断。そういえば前回は堰堤からジャンジャンと水が放水されていたけれど、今回は端っこしか流れていない。明らかに水量は少ないのだろう。でも他の方の記事を読んでいると一ツ瀬川には水が殆ど流れていないって書いてあるんですよね。この時期は取水されないのでしょうか。

行けるという喜びを胸に、車に戻って腹ごしらえしようとおにぎりを取ろうとしたら、手に違和感が。
ニョコニョコ動いてヌルヌルしてる。ヒルやんけ! もういるのかい! と驚いて、ハッとして足を見ると3匹張り付いてる。
慌てて外に出て、手で動いている1匹と、ズボンを這い上げってくる3匹をすべて払いのけて、ホッとして車内に戻り、改めておにぎりを食べていると足首に弱い痛みが。もう1匹いたのね〜orz もうええわと血を吸わせてあげた。

さて食事を終えて(ヒルはまだ私の血液を食事中だったけど強制的に終了させた)、『置いていた心』を拾っていざ出発。
一ツ瀬川の堰堤前の一番浅い箇所で左岸から右岸へ渡る。予想通り膝上くらいまで水に浸かる。流れは急だけど重心を落として移動すれば支障なし。渡り切り右岸斜面を見上げると手摺が見えます。急斜面を強引に20mほど上がると手摺を伴う導水路の上に来ます。この路はそごう谷の堰堤まで続いていて下部の小滝群をカットできるので時間短縮になります。

そごう谷に入り、ちょっとした小滝を登っていくと、早々に滝が現れます。25mのヒョングリ滝です。飛び跳ねる勢いは素晴らしいし大きさもそれなりにあって迫力があります。これだけでも来た甲斐があったと思えるくらいです。
でも、まだ先は長くどれだけ時間が掛かるのか不透明なのでコンデジにて撮影して先を急ぎます。
ヒョングリ滝の巻きは左岸から。脇から流れる枝沢を登っていき、跳ねている箇所と同じ高さになったあたりから上流側へと舵を切るとスムーズに落ち口上に出られます。

ヒョングリ滝を巻き終えると同時に、ドン!と現れる第一大滝。出発してから25分で到着しました。
大きさは50m前後か。十分な落差を持っていて開放的な空間。
豊かな水をこれでもかと言わんばかりに叩き落とす姿。興奮物です。左岸の枝沢からも水が流れ落ちてきていて美しい姿です。
ゆっくり座って見上げていたいのですが、いくら弱い雨といえどポツポツと体に当たる水滴は不快で、撮影にも憩いにも適さずのんびり滝と対峙出来ないのは残念でならない。
それでも、これで十分だと頷いて帰ってしまおうかとつい思ってしまうくらい満足度のゲージは溜まってしまう。
ゆっくりしたかったけれど、まだまだ先があるし、時間に検討がつかないので早々に切り上げる。

続いて上流にある第二大滝を目指します。

他写真
訪問日 2017/04/26

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