三条の滝


2009年9月


2006年10月

Data 三条の滝
落差100m
福島県南会津郡檜枝岐村
現地へ 尾瀬ヶ原内。国道352号沿いの駐車場(尾瀬御池)からのルートと、別で小沢平から南下するルートもあり。
どちらも徒歩2〜3時間(片道)
コメント 日本一、水量豊富な滝! 岩肌も見えぬ程に大迫力。圧倒的な水量に最下層は滝壺があるのか分らないくらい。その落ちる音はまた轟音。自分が飲まれるかと思うほどの迫力です。但し、それは雪解け時の話。夏秋は岩肌を流れ落ちる様が見れます。
行き方は二通りあるので、私の通った道筋を紹介します。。
国道352号沿いの尾瀬御池の駐車場に停め、燧裏林道を出発。5月の初めだったのでまだ雪が残っており、道が分からないながら進む。途中、景色の開いた湿原の木道もあるので、清々しい景色。終わると木々に囲まれたアップダウンの多い山道を。それを超えると、最後の正念場。木の根やロープを辿って、一気に急降下。2時間半ほど掛けて、やっとこの滝に会えました。帰りは登りが多い為と疲労が重なり、それ以上かかったのは確か。早朝に出発したのに、駐車場に戻ったのは夕方でした。日帰りは相当きついです。出来れば山小屋などで宿泊した方が良いと思います。

2006年10月、毎日ランニングをする事で体力を得て、改めて訪問。休憩なし2時間で到達。日々のトレーニングが活かされて嬉しい。
完全な紅葉とはいかなかったけれど、黄・赤と中々鮮やかに発色していて、色の変化を楽しめた。
やはりこの滝は豪快。音が凄まじい。いつまでも見ていたいと思ってしまいます。
表の写真は、右側が日陰でアンダーになってしまったため何も写らなくなってしまって残念でした。

2009年9月23日、この日は6回目の結婚記念日。
3回目の三条。今回は滝壺を目指すべく向かいました。
その為に水量の少なくなる秋に照準を定めていました。雪解け時は滝壺が見えなくなる程の豪快さですから、とても滝下に立てる自信がありませんでしたので。
当日は小雨。カッパを着て出発。どのみち滝下ではカッパを着る予定なので、最初からか後から着るかの問題なのでまぁ別に気にせずに出発。
まだまだ闇夜の中での出発なのでヘッドライトを装備。
2回も行っていればだいぶ道は覚えています。と言っても一本道なので迷う心配はありません。
道中はなにも見えません。湿原も真っ暗。歩いている楽しみは特になく、ただ三条の滝を頭に描きながら進みます。
大分明るくなってきた所で雨も止み歩き易くなりました。濡れた地面は滑りやすく、ぬかるんでいる箇所もあるので丁寧に足を置いて進みます。
ようやく展望台に到着。休憩含めて2時間30分位だったと思います。
とりあえず数枚写真を撮り、滝壺へ向かう為に沢靴を履きます。
展望台の柵を乗り越え、奥にある尾根を目指します。
ちょっと進んだ所に古い看板を発見。「危ない。戻りませう」と書かれています。廃道だと聞いていましたが、もともとここは道だったのだなと実感しました。
そのまま突端を目指して進みます。距離は100mもなかったと感じました。
さて尾根下降の取り付き点まで来ました。ここまでは太い木々が光を遮る場所でしたが、そこから先は草が申し訳程度に生えているだけのゴツゴツの岩盤の尾根。
斜度はきつ過ぎる訳ではないですが45度くらい。掴み所もなくちょっとバランスを崩せば滑落は見えている。
両岸が切り立った細尾根の事を馬の背と言うようですが、その丸まった背骨に乗ったまま下降できるかが問題。
ちなみにこの場所からも三条はとても綺麗に見えています。
フリーでも下りられるかも知れないと2・3m下りてみました。行けなくはないが危険度は高いと判断。
勿論安全第一なので、ロープを出して体を確保して下りる事にしました。
30mをダブルで使用し懸垂下降。ロープの長さピッタリで小さいテラスに到着。あとは軽く草つきをトラバースして滝下へ到着。
瀑音と爆風の世界。飛沫の強さで体が揺れる。とんでもない威力です。視界は常に霧状態。想像を絶する飛沫の飛散量に大興奮。
滝水は何度か岩盤に当たり滝壺に落ちてくるのですが、竜が滝壺に潜るかのようであり、巨人の手が落ちてくるようにも見え、飲み込まれてしまうような錯覚に陥り、その威力の凄さに初めて「滝が怖い」と感じてしまいました。
それでも喜びの方が勝り、夢中で写真を撮りました。しかしレンズに飛沫がすぐに付着してしまうので拭くのに大変。まともに見れる写真は4分の1程しかありませんでした。
出来れば対岸に渡りたかったのですが、水深あり水流も強く断念。変わりに左壁に行き、滝を真横から撮影。とてつもない迫力です。飛沫は襲い掛かってくるし水の衝撃音が激しく左壁には長居は出来ませんでした。
ここへ雪解け時に行ったらどうなるのだろう? 吹き飛ばされてしまう気がする。暴風雨の中に入っていくようなものか、危険すぎる。しかし、それでも行きたくなっている自分がいます。今度は雪解けを狙ってみよう。
他写真
訪問日 2000/06/05
2006/10/11
2009/09/23

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