八ツ淵の滝


C大摺鉢とD小摺鉢


F貴船の淵


@魚止の淵

A障子ヶ淵

B唐戸の淵

E屏風ヶ淵

G七遍返し淵

Data 滝名 八ツ淵の滝
落差 6〜30m
所在地 滋賀県高島市
お勧め度(※五段階) ★★
難易度(※五段階) ◆◆◆◆
現地へ 琵琶湖の西部。国道161号より、県道296号へ。そこから「ガリバー青少年旅行村」に進み、施設内に駐車。あとは徒歩。60〜90分。
コメントA
2014/8

2014年 実に14年振りの再訪問。埼玉県民としては、この近辺まで足を運ぶのはなかなか大変で、この滝の為だけに車を走らせるのも気が引けるし、気軽に立ち寄れる場所でもなかったので疎遠になってしまいました。
今回は石川県の千仞滝をメインに北陸の滝巡りをしたので、ついでに滋賀まで南下してようやく再訪できました。
目的は、まだ見てなかった4つの淵に出会う事。前回は観光地として整備された道で行ける大摺鉢の周辺しか見てなかったので。
今回はガッツリ気合をいれて、最初から沢靴履いて濡れる気満々で挑みます。
案内地図にある「死亡事故多発」のドクロマークを見ると若干ためらうものがありましたが、その危険なコースに入っていきます。
危険といっても鎖があったり梯子があったりと整備されています。面白いアトラクションといって感じでしょうか。@魚止の淵とA障子ヶ淵を見終わるといったん大摺鉢の安全コースと合流。B唐戸の淵の看板がなくて最初は分からず、とりあえず先に進む。
C大摺鉢D小摺鉢、上段のなだらかな流れが小摺鉢(途中にちょっとした淵がある)下段の深い滝壺をもっているのが大摺鉢。ここは綺麗な水の流れが堪能できて憩いの場となっています。
ついでE屏風ヶ淵。本来は対岸から遠望する滝なのですが、深い滝壺に進入すれば正面から見れます。夢中になって腰くらいまで水に入りながら写真を撮りましたが、腰のベルトにコンデジを引っ掛けているの忘れてて水没させてしまいました。
さてF貴船の淵。見事な直瀑です。飛沫も豊富で迫力あります。そしてこの辺りが一番の難所と言えるのではないしょうか。ロープ・梯子で補助してくれますが結構緊張する道になっています。
最後はG七遍返しの淵。Fを越えてから意外と長い時間を歩かされます。15〜20分くらい掛かったように思います。案内がなく、ましてここまで来る観光客はいないのでとても寂しい空間になっていました。
帰りにB唐戸の淵を探しますが看板が見当たらない。諦めかけた頃、大摺鉢の安全コース上に「唐戸の淵」の看板を発見。安全コース上に唯一あった看板は確かに広い淵を指している。一旦、大摺鉢まで戻って、そこから下流に向かって歩き、掴みどころのない岩場にロープを掛けて下りて、B唐戸の淵を無事に正面から見ることが出来ました。ルートは皆無だし、自分でロープを用意しないと安全にはこの淵に立てないと思います。
12時から出発して、駐車場に戻ってきたのは16時頃。8つの淵を撮影しながら進むと意外と時間が掛かるものですね。ゆとりある滝巡りを心掛けましょう。

コメント@
2014/8

この名は総称です。幾つもある滝群を「八ツ淵の滝」と呼んでいます。上の写真は「大摺鉢」と言い、大きな滝壺を持ち、なだらかに水を落としている。下の写真は「貴船の淵」と言い、この滝群の中で一番大きな(落差30m)滝です。高さ以上の迫力があって、この渓谷の中では一際の大きさでビックリしてしまいます。
滝群は小さいながらも色々な形の滝が次々と現れるので、とても楽しい一時を得られます。しかし、ここはなかなかに悪路です。鎖場があり、垂直の梯子と、危険度は結構高いと思いますので、軽装と油断は禁物です。
梯子を降りているときに、突然グラグラと揺れたときは心臓の音がとても大きくなったのを覚えています。
他写真
訪問日 2000/04/30
2014/08/13

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