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力強い跳ね飛ばしに大興奮です。辺りに飛沫をムンムンに放出し、一瞬にしてメガネが滴に覆われて最高の爽快感を与えてくれます。
上段の直瀑は端正で優等生。あえてダメ出しするならば、容易に近付けない点です。まぁそれは私の技量不足ですからそんな事は言っちゃいけないですね。
そこから中間で捻りをくわえ、更に下段にある出っ張った岩にぶつかって、否が応でも拡散されてしまう水はヒョングリとなって空を舞います。
飛び散り方は豪快。大きな水玉が跳ね上がり心の中では歓喜のドラムが鳴りっぱなしでした。
お気楽ながら秘境感たっぷりで、直瀑と跳ねを同時に見れて、気分は上々。飛沫の放出量も多い部類に入る見事な滝です。
落合川の上流、地形図にも滝マークのあるこの釜沢大滝。 現在は滝の手前で大きな堰堤の工事中なので、それが終われば環境も変わると思います。
落合川沿いの舗装路をひたすら走行。すると途中で工事中の鍵付きゲートが現れ、それ以上車では進めませんので、ゲート前で駐車。
ここから舗装路をひたすら歩くだけです。
概ね40分程歩いた所で出来立てホヤホヤの堰堤がお目見え。
そこの左側にはちゃんと階段が設けられているので、それを利用して上へ。
堰堤上に出ると奥に荒々しい谷が見え、そこから既に滝の姿が確認出来ます。
あとは滝を目指して進むだけです。最後の下段の小滝を越えるには渡渉も兼ねますので長靴か沢靴が必要になります。
2段目の小滝を越えるのがここの核心。左側から岩登りになりますが、若干脆く掴むと剥がれ落ちる可能性もあるので、体重をかけても大丈夫か確認しながら慎重に越える必要があります。
さぁもう滝は目の前。大きさを確認するなら左岸のガレ場を登って小尾根に行くと全景が見れます。
堰堤の工事が終われば、鍵付きゲートは取り払われるように思います。すると最後の堰堤まで車で行けるので、所要時間はかなり短縮されます。
そうなってくれればお気楽に巡れるので行きやすいですね。
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