Data |
滝名 |
流星・銀河の滝 |
落差 |
(左)銀河の滝120m
(右)流星の滝90m |
所在地 |
北海道上川町
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お勧め度(※五段階) |
★★★(遠望)
★★★★(直下) |
難易度(※五段階) |
◆(遠望)
◆◆◆◆◆(直下)
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現地へ |
国道39・273号(一緒の道)より、層雲峡へ。行けば大きな駐車場になっている。目の前が滝です。 |
コメントA
2007/8
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2007年再訪問。
今回は遠望だけではなく、間近で見たいと熱望し滝正面に流れる石狩川の渡渉を試みました。
最初は楽勝で渡れるだろう何て思っていましたが、予想以上に流れが速く、また予想以上に深い事に気付いた時には、戻るのも怖く、進むのも危ない状況になってしまいました。
以前、「膝上まで水が来ると動きが取れなくなる」と聞いたことがあり、まさにその状態で、いつ流れに体が持っていかれてもおかしくない。流されてしまったら最後、自分では止める事は出来ないでしょう。止まる時は岩に激突する時だ、激突したら命は・・なんて最悪を想像してゴウゴウと流れる急流に足が流されぬように、見えない川床に懸命に探りを入れて進みました。10cm刻みで足を運び、最後の2mは途方もない時間に感じました。
なんとか無事に滝側に辿り着いた時、心底生きている事にホッとしましたが、足が猛烈な勢いで震え始めました。冷たさもあったでしょうが、間違いなく恐怖から来る震えでした。
ここからは滝へ向けて遡行になるのですが、全身を覆った恐怖は拭い切れず果敢に滝壺へ挑む気になれず、なんとも中途半端な写真になってしまいました。
流星の滝は遠くからでも飛沫を感じられる豪瀑。想像通りな大迫力でした。銀河の滝は想像出来なかった形で流れているのが何とも愉快でした。聳え立つ崖がどこまでも伸びているように思え、いかに自分が小さいかが良く分かりました。
不思議なのは岩質が全く違う事。黒と茶色。遡行して分かったのは流星の茶色の岩はよく滑り、銀河の黒い岩はグリップがしっかり効いた事。その点では銀河の方が登り易かったです。
早朝4時30分に出発して、戻ってきたのは6時。超観光地なので人が居ない時間を選び、誰にも見つからずに帰ってこれたのが救いです。
しかし、もう一度行きたいか? と問われればNOです。自然の脅威を感じ、寝る前に思い出し震えていた位でしたから。
滝を見れたのは嬉しいですが、行かなければ良かったと後悔しています。
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コメント@
1999/6
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一つでも大きな滝が二本流れている贅沢な滝です。北海道ならではの迫力ですね。
しかし、バスツアーなどでは必ずと言ってよいほど通る観光地。故に大勢の人が居る為に、ゆっくりと鑑賞は出来ない。
向こう正面に目を向けると、滝見台を差す看板があるので、登り15〜20分程で、この写真の展望台に到着します。私が行った時は全く人が居らず、雄大な景色を充分満喫させて頂きました。この場所から見てこその滝だと思います。
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他写真 |
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訪問日 |
1999/06/18
2007/08/19 |