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この滝は氷瀑限定の滝といって良いと思います。普段から水量が少ない所なので、大雨後でないとまともに滝として見れないのではないでしょうか。
このように水量が少ない滝は威風堂々たる立派な氷柱になります。
落差は80m程と言われていて、かなりの迫力です。ただ写真で分かるように近づくと上部が見えなくなってしまうので威圧感は半減してしまい所が残念です。
それでも太い氷柱は力強く、それでいて美しく、すっかりこの滝に魅了されてしまいました。
この滝に案内は一切ありませんので分かり辛いと思います。
荒船山の登山口をやり過ごし(ここまでは舗装路)、そのまま林道を進んでいくと一旦橋を渡ります。
橋を通過し登っていくと2俣になるので右へ。この辺りは傾斜がきついのでスタッドレスタイヤの車でも苦労していました。
林道はまだまだ続きますが、進行方向の右手に犬殺しの滝が遠望できますので、位置を把握します。
もう一度2俣が現れるので、再び右へ。
そして林道の終点になります。
ここからは赤テープなどのマーキングが所々にありますので、導かれるように進みます。でも実際はアイスクライマーの踏み跡があると思いますのでトレースすれば迷う心配はないです。
後半は傾斜がきつくなりますので、アイゼンは必須。
息切れをしつつ登っていくと大きな岩盤が現れ、そこに滝があります。
2つの氷瀑を同時に見れるとても贅沢な空間で、滝が作った芸術を存分に堪能しました。大満足です。
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