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高さのある主瀑は堂々としており立派。これだけでも十分に素晴らしい滝です。更にその脇に潜流瀑が幾筋も流れていて、その空間を際立たせています。
滝壺は深い青色を持ち、クレーターのようにポッカリと口を開いて形良し。主瀑も潜流瀑も吸い込まれるように流れ落ちています。
滝筋は一歩一本水量が違い、常に変化が見れるので飽きないです。むしろ見ていると楽しくて心弾みます。
力強い主役を、多才な脇役が華を添える素晴らしい舞台がここにあります。
ここは観光地になっていますので、道中の案内はしっかりしています。迷う心配はありません。
ただし、山道ですのでそれなりにアップダウンがありますから足元を固めた方が良いです。
この滝で残念なのは観瀑台の存在。鉄製の階段が滝壺まで配置されているので、人工物が常に見えるので自然との一体感が薄れています。
滝行にも使われており、多くの人が集まるゆえ、安全性を考慮するのは当然なのですが、ちょっとやりすぎで興を失う点がありました。
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