白糸・音止めの滝


白糸の滝


白糸の滝と富士山


音止めの滝

Data 白糸の滝
落差20m・幅200m
静岡県富士宮市
現地へ 国道139号を走っていると、標識で案内される。駐車場も大きく、分かり易い。徒歩5分ほど。
コメント
2019年 整備の終えた周辺の環境はコンクリでしっかり固められ、より一層安全に配慮した造りになっていました。以前とそれほど変わっていないように思いますが、ちょっと滝から離れた感じです。
立入禁止となっていた富士山と一緒に見れる展望台が一新されて綺麗になって、再び展望できるようになったのは嬉しい限りでした。


2013年 山梨の滝巡りのついでに立ち寄り。別に寄る予定ではなかったのだけど、看板が見えてしまい、気付いたら駐車場に車を停めていました。
工事中で近寄れないのは滝仲間から聞いていたのでサクッと写真撮って終わりにするつもりでカメラ片手に散策。遠望しか出来ない、完全にシャットアウトされていますね。12月までの工事予定という事は来年は無事に滝前に立てるのでしょうか。
工事は白糸だけではなく、音止めもされていたようですね。音止めの滝が非常に見やすくなっています。コンクリの法面が以前よりも露出しているように思うので、より護岸工事をしたように感じます。
白糸の滝は間近で見たかったけど次回にお預けですね。過度な工事で近寄れなくなったら悲しいな。


2010年、今回は決意通り早朝に訪問。
というのも狙いは「音止めの滝」の滝壺。ここは展望台から常に見られる場所なので、人目を気にしない(人がいない)時間帯でなければ落ち着いて見れないと思い、日が出始めたと同時に動き出そうと車を走らせました。
まだ薄暗く静かな早朝なのに、駐車場には車がポツポツ。さすがは百選の名瀑。どんな時間でも人が居ますね。
シャッターが閉まっているお土産屋さんを通り過ぎ、まずは展望台から音止めを望む。そこから白糸の滝には向かわず南へ一直線。
無事に沢に下りると、あとはドブンと川に入って近付くだけ。膝上くらいまで入らないと通過できない箇所があり、さすがにそこまで浸かると水の冷たさに震えます。
川は大きな岩が転々としていてバランスが取り辛いし光が反射して非常に見え辛く慎重な足取りを強いられる。水が冷たいというのが難関なだけで、すぐに滝下に到着。
右岸の展望台側は護岸工事されており滝全体が人工っぽく見えてしまう。しかしこれも滝下に来ないと分からない事実。護岸工事は観光滝の宿命ですかね。
しかしそれが気にならないほどの滝の威力に圧倒されます。物凄い瀑音。物凄い飛沫。展望台から見ててもその飛沫の放出量にウットリしていましたが、予想を裏切らぬ迫力に大歓喜。半端なく格好良かったです。
白糸は美しさが秀逸。音止めは力強さが卓越。ほんとこの二つの滝は何度訪れても飽きないです。今度は紅葉時に来たいですね。


2008年、久しぶりの訪問。
全く色褪せていない記憶、昔と変わらない水の流れでとても嬉しかったです。
今回は富士山と一緒に撮りたいなぁと思っていまして、有料パーキングの先にある無料パーキング(平日だけ?)の所に絶好の展望台があるのでそこに行きました。
すると「崩落の危険がある為、立ち入り禁止」と。平日なのに人が絶えない観光名所なので中々大胆なことが出来ず苦労しました。
何度来てもこの滝の美しさには感動させられてしまいます。この景色を独り占めして満喫したいと、今度は早朝に訪れる事を決意しました。


1998年 初めて見た時には、不思議な国に入った気分でした。今までの滝の概念を吹き飛ばされてしましました。滝は川から落下するものだと思っていたのに、ここは水が湧き出して流れ落ちている。水のカーテンです。幅が200m、とても幻想的な世界に包まれ、呆然と立ち尽くしてしまいました。
ここは超有名な観光地で、観光バスが絶え間なく訪れ、沢山の人、土産屋等で賑やかです。
滝は一人でゆっくり眺めて気分を落ち着かせたい僕にとって、観光地化されている滝は好きではなく、敬遠したいのですが、この滝だけはどんなに人が居ても邪魔とは思えず、一人の世界にどっぷり浸かれて癒されてしまいます。

他写真
訪問日 1998/05/14
1999/01/03
2000/04/24
2008/04/15
2010/04/29
2013/09/14
2017/11/17
2019/02/20
2021/04/04

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