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温泉成分が混じった滝水が岩盤の色を特徴的に変化させており、独特の絵を見させてくれます。
惜しいのは水量がそれほど多くない事です。それゆえ、あまり飛沫を感じられないのでその点だけは不満足です。
ただそれ以上に岩盤の存在感は十分に満足出来るほどの素晴らしさを持っていると思います。
光明滝は通常は遠望だけです。真下から見るとなると、登山道から離れ、川床に向かい藪を下りて行かなければなりません。登山道から称名滝が見えた辺りから、道無き斜面を強引に下降。そこから4〜5mの小滝を二度越えなければなりませんが、これが結構滑って登りづらいです。かなり無謀なアプローチなのでお勧めしません。
辿り着くと黄色い岩盤が迎えてくれます。本当に色鮮やかな岩盤でどこか浮世離れしており、テーマパークにある偽者の滝のようで面白いです。
称明滝は簡単に真下から見上げることが出来ます。水量が少ない分、真下に行っても飛沫で服が濡れる事が無いので、存分に高さを堪能出来ます。こちらも岩盤の色は強烈。更に落差も伴っているので迫力は十分。
更に温泉が設けられているので、浸かりながら滝を見ることも可能。
登山道というよりは林道と思えるくらい整備された道なので、気軽に歩けると思います。ただし、ずっと登りなので体力は必要です。
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