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立又峡谷の滝であり、クライマックスを飾る滝です。
とても大きな滝で、その姿は優雅です。上部はなだらかに、そして緩やかに岩盤に沿って落ち、最後は急速落下し複雑に模様を作る。
壮大な景観に大きな滝、心も広がり清清しい気持ちになれると思います。
ここは「安の滝」と同じ位有名な滝ですが、行程がきつい分、人は少ないです。
一の滝・二の滝と眺めていき、最後にこの遠望が待っています。
滝を越えていくわけですから、全てが登りでありきつい傾斜のところもあります。ただ崖だったりガレ場を通るわけではなく、しっかりと踏まれた道なのでその点は安心して歩けると思います。
まず駐車場から緩い傾斜の道を歩く事10分程で「一の滝」が現れます。これも大きな滝で見栄えがします。
ここから「一の滝」を越えていくので、道は急傾斜になります。ちょっとしんどい登りです。横目に滝を見ながら、息切れしつつ上がっていきます。
滝を越えるとまた穏やかになり、川沿いを進みます。
「二の滝」は道から逸れて見に行くことになります。ただしっかりと案内があり分かり易いです。
ここからが本当の急傾斜の始まり。いったいどこまでこの登りが続くのか不安になるほど長いです。
その先にこの大きな滝が見れます。苦労の末に辿り着く滝であり、その苦労に応えてくれる素晴らしい滝です。
滝壺へは「二の滝」の右側に梯子がかかっており、それを越えると出会えます(2008年現在は通行禁止)。
そこからの姿は芸術の世界。幾重にも白い線を生み、一つとして同じ姿を作らない水の動きを存分に味わえ、それはそれは綺麗です。
「安の滝」に負けず劣らず。この滝は大きな絵画を見ているような錯覚に陥ります。
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