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三重の通り、3本の滝。上から馬頭滝・千手滝・不動滝。その3つの総称が「三重の滝」です。
その中で、一番見応えがあり、ちゃんとした登山道で辿り着けるのがこの「千手滝」。
胴のような赤茶けた岩盤に幅広く落ちる姿は勇ましいです。
後ろを見るとすぐに下段の「不動滝」が落ちている怖い場所に立っていますが、わりかし広い空間で色々な角度から見れるのも嬉しいです。
宿坊の所に「進入禁止」と立て札があり、辿り着けるか不安でしたが行けるところまで行ってみようと覚悟を決めて進みました。
道中は非常に長く、また高低差もあるので疲れますが、道は明確なので迷うことはありません。
やがて前鬼川を渡り対岸を進むのですが、その橋が崩落しているので渡れるか周囲を確認しました。
大きな岩が立ち塞がり一見越えられないように見えますが、ちょっと上流に向かうと橋など無くても問題なく渡れる穏やかな場所がありますので、そこを利用します。
崩落地はその橋だけで、あとは問題なく進めます。
川を渡った後もしっかりとした道に、マーキングもあり安心した道。最後には鉄製のしっかりとした階段が現れ、それが終わるとこの素晴らしい滝に出会えます。
尚、左岸に踏み後と僅かながらマーキングがあります。それを辿ると上段の「馬頭滝」に行けますが、かなり危険です。まさしく修行の道です。
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