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丹沢を代表とする名瀑です。
緩やかな上りの道をひたすらと突き進むと突如現れて、その大きさに度肝を抜かれました。
登山道は本当に単調で、変わらない傾斜、変わらない景色には楽しむ要素があまり無く、道中はつまらない感があります。
丁寧過ぎるほどに案内があるのですが全て「畦ヶ丸」を示していて、本棚は本当にあるのか不安になります。
唯一、下棚との分岐点のところに、手書きで案内があり、それを見てホッとしました。
ここから沢沿いを上り詰めれば滝がある、そう期待に胸膨らませて進んでいくと堂々した滝水が悠然と流れ落ちている姿が見えます。
期待以上に落差があり、またその水を演出するように茶色の岩盤と深い緑の苔が滝水の白さを強調してとても威圧感のある存在になっていました。
滝壺は小さく、飛沫はあまり飛散されず男性的な滝だと思うのですが、優しさに満ち満ちた滝であり、本当に心地よかったです。
尚、滝の正面に立つには濡れた岩場を越えなければならないので足元には注意しましょう。
気が早って足場の確認が疎かになり膝を岩にぶつけてしまいました。焦りは禁物ですね。
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