阿賀川 支流 一ノ戸川 大白布沢
飯豊大滝




所在地
福島県喜多方市

地理院地図 (←クリックすると国土地理院のHPにて位置を確認できます)
評価(5段階) ★★★★
難易度(5段階) ◆◆◆◆
訪問日 2024年7月12日
長野の滝巡りは雨の為に延期。
じゃあどこか晴れている所に行こうって事で探したら東北地方は大丈夫そう。
雨で延期になったら福島に行くのは何度目だろう。
本命にフラれたから、慰めて欲しくて福島に行く。そしてゆきずりの滝を抱く。
この県を都合の良い女扱いしてるようで申し訳ない。

ほぼ徹夜行動になるため、今日は緊張しない気軽な滝巡りをしよう。
チョイスしたのがこの飯豊山の麓にある大滝。紅葉と青空と虹が素敵な滝です。

百名山の飯豊山の登山口駐車場に着くと平日に関わらず70%くらいの埋まり具合にビックリしました。
皆さん登山が大好きですねぇ。


最初こそ飯豊山登山道を進みますが、すぐに分岐して大滝用の登山道を歩きます。
とっても綺麗な平坦な道で、気持ち良いハイキングでしたが、川に出合うとちゃんとした登山モードに。
左岸から右岸へと渡るようになっていますが、橋が流されちゃってました。
どうやら増水している感じです。


本来は濡れずに行けるように整備されている観光道なので、登山靴を履こうか悩んだのですが、どうせ滝前で遊ぶなら沢靴の方がよろしと、最初から沢靴を履いてきていたので渡渉には何も影響がなかったです。
でも登山靴だったらびしょ濡れか、それとも裸足になるかでいずれも面倒くさいですね。

道を右岸に取るとちゃんとした山道に。
再び左岸に渡渉する地点では飛び石で越えるのでしょうが、今日はやはり水が多いので飛べる石も沈んでいる感じ。


左岸の登山道からは長滝が俯瞰出来ました。これって真下に行けるのかしら? 帰りに考えてみよう。

崖が高くなってきて滝の登場する雰囲気。


最後は右岸に渡って近付いていく。
まずは遠望。やはり段瀑は遠く見ると変化を楽しめて素晴らしい。


ここから上段の滝下へ。踏み跡は薄いけど、見極めればちゃんと安全に進める。
さ、美しい癒やしの滝前に到着。出発から1時間20分でした。

そういえば今日は絶賛増水中でしたね。オラオラといかつい飛沫が襲いかかってきて、全く安らげない。


というか寒いぜ。
0.7秒間に10発のパンチを繰り出す『フラッシュ・ピストン・マッハ・パンチ(by男塾)』を受けているようだ。
本当はここでお湯を沸かしてラーメン食べたかったのに、嵐の中では無理がある。
早々と撤収となった。


ここは水量の落ち着いた秋がベストですね。タイミングを誤りましたわ。

帰りは長滝に立ち寄り。
遠望出来る地点よりどこか下れる所はないか探しつつ下流へ100m行くと、ルンゼがある。しかしすぐに滝になっているため、ここは下りるのは得策ではない。
そのルンゼの東側10mくらいにチョロチョロと水の流れる枝沢があった(渇水期は枯れてるかも)。
草が密集してるが、よく見ると下に沢が見えるし傾斜は緩かったので、ここを下りてみた。
小石が堆積した斜面はズルズルと滑りまくるが問題なく下りられて、無事に長滝の滝前に。


ここは水量が多いおかげか途中で跳ね上がりを見れてめっちゃ元気な滝で気持ちよかった。

滝を終えて下山して、大滝で出来なかったラーメンを食べに喜多方市街に。
有名な坂内でチャーシュー麺を食べてコンプリートな滝巡りとなった。



7:30 飯豊山 登山口駐車場 出発
8:25 長滝 通過
8:50 飯豊大滝 到着


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