県道70号沿いにある喫茶「たちがあ」の敷地内から遊歩道を利用すると5〜10分で二つの滝に出会えるお気楽な滝。
・・・だったのですが、
2024年現在、この喫茶「たちがあ」は閉店しており、また門扉も閉ざされており遊歩道に向かうことが出来ませんでした。
沢の上流、右岸から下降を試みましたが、堰堤がある事と、深い藪と崖に囲まれていてどうにも近づくことが出来ません。
海に下りて、川を遡行できないものかと周辺を探索すると、喫茶「たちがあ」から東に向かった農道に海が見渡せる広場があり、そこに海へとアプローチする下降路がありました。
これ幸いとその道を利用して下っていきます。非常に明確な道で、整備されていて安心して歩けます。
10分くらい下ったら目の前には誰もいない海が広がりました。そこから石へ砂浜を歩いていくとタチガーのある川の河口に来れました。
あとはこの川を遡れば良いです。
踏み跡はありませんでしたがなだらかな川なので問題なく進みます。ただ、早朝に雷雨が降ったので現在の水量は爆増しており、その点で流れに勢いがありやや緊張した沢登りではありました。
河口から10分で滝が見えました。二の滝です。
出発から20分で到着した事になります。
落差は十分。増水しているので迫力ありあり。
普段は一筋に滝のようなので、今日は元気すぎる状態です。
二の滝まで来れたら、遊歩道がありますので、ここからはアスファルトの道に乗って歩きます。
一の滝は上流にあるので、遊歩道を上がっていきます。
喫茶「たちがあ」の建物が見えてきた辺りで木製の階段があります。
ここを下りるのですが、木の板は完全に腐っており、全く使い物になりません。むしろ乗ると割れて釘が足に刺さりそうでより危険になっています。
止む無く階段脇に急斜面を木を頼りに下っていって、一の滝に到着。
こちらの方が落差は小さい。でも増水で力強かったです。
帰りは川を下って浜に出て、来た道を戻りました。
喫茶「たちがあ」が復活してくれれば簡単に見れる滝ですが、このままずっと閉鎖されているようならば、浜からのアタックで出会えますので頑張ってください。
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