広々とした滝壺を持ち、滝前も開けていて気持ちがスッキリする滝です。

観光地ではなく、案内のない滝なので、どのようにアタックするか検討していました。

簡単なのは有津川の遡行なのだけど、時間短縮出来るアプローチを探してみると、南に伸びる枝沢から北進すれば距離は最短になる気がする。
ダメもとで南の枝沢からアタックを試みました。

農道、カーブの地点に駐車

明確な踏み跡を辿る

いなほファームへと向かう農道を走行し、南の枝沢が道路に当たる場所で駐車。
そこから枝沢を見ると、踏み跡が見つかりました。

枝沢は緩やかで、水量も少なく、また藪も少ないのでこれなら利用できると判断し、出発。
踏み跡は明確で、所々にピンクテープもありました。

左俣にある小滝

後半は枝沢を直接下る

有津川に合流すると滝が見えた

安心して進んでいくと二俣に出合う。左俣には小滝が落ちていました。最初はこれが平滝かなと思ったけど、滝の姿が違う。
これはこれで素敵な滝ではあるけれど、まだ有津川に着いていないので更に北進します。
枝沢が有津川に合流し、有津川の上流を見ると滝が見えました。
出発から25分で到着です。

とても寛げる空間 （※板は滝前に転がってました）

落差は15mくらいかな。
特筆すべきは開放感でしょう。それと南国の暖かさと秘境感。
気持ち良い滝姿を、平坦な滝前に立って眺める事が出来ます。
素晴らしく優雅なひと時を満喫しました。

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