この水系には大滝を筆頭に、三階滝や三方滝といった著名な滝があります。
この二滝はそれの更に上流部にある滝で、特に案内がある訳ではないので分かりづらい滝でした。
県道59号から中道歩道のスタート地点の路肩に駐車。
この先は鎖が張られているため、ここから歩き始めとなります。
ダートな林道は歩きやすく気ままなハイキングといった感じ。
のんびり進んで30分ほど、2kmほど進んだところで「冷水の滝」に近づきました。
林道からでは見えないものの、滝の存在が感じられます。
すぐ目の前の枝沢を下りてみましたが、滝の手前で崖になっている為、ここからのアプローチは無理みたい。
仕方なくそこから更に200mほど南下した辺りで砂利の急斜面が現れたので、足元を固めながらゆっくり下っていき、沢に着水。
あとは100mほど上流へ向けて進めば「冷水の滝」に到着です。
右手にある抉れた岩盤から見ると、洞窟感があって素敵でした。
さて次は「山伏の滝」を目指します。
こちらは「冷水の滝」よりも更に上流になりますので、今歩いてきた道を戻ります。
途中には小滝橋があり、そこには橋の名前通り「小滝」が流れています。
まあ、小さい滝ですので橋から写真に収めてだけで先を急ぎます。
この「山伏の滝」には明確な仕事道があるのですが、それを辿るのが難しい。
とりあえず破線の道を追い掛けて見ましたが、沢山の踏み跡とピンクテープに翻弄されあっさりロスト。
GPSで現在位置を確認しつつ破線を道を探すとやがてしっかりとした踏み跡に乗れました。
あとはその道に進むとゴールが「山伏の滝」です。
左手には金山跡?の穴が空いています。
ここは狭いながらも裏見が出来るのも良いですね。
帰りは仕事道から離れぬように慎重に進みましたが、序盤で深い藪に進入するようになっているので、その辺りの処理が難しく感じました。
で、仕事道から中道歩道に出ると、予想よりもずっと上部に戻ってこれました。
うまく仕事道を辿れなければ、沢に入って遡行すれば確実に出会えますので、迷ったら沢を探しましょう。
8:00 出発
8:40〜9:10 冷水の滝
9:20 小滝
10:00〜10:25 山伏の滝
10:45 到着
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