Data |
滝名 |
羽衣の滝 |
落差 |
270m |
所在地 |
北海道上川郡東川町
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お勧め度(※五段階) |
★★★★ |
難易度(※五段階) |
◆◆ |
現地へ |
道道213号を走り、終点の天人峡温泉に辿り着く。そこで車を停めて、後は看板に従って進む。とても分かり易い。徒歩15〜20分程。 |
コメントA
2012/9 |
2012年
今回の北海道はこの滝壺の為に来ました。
どうしても見たかったんですよね。
力強い滝壺でした。優しく水が流れ落ちているように見えて、結構なじゃじゃ馬です。外から見てるのと内とでは、価値観がガラッと変わってしまう滝は珍しくはないですが、羽衣の変化は予想を越えていて驚きでした。
そして分かっていた事なので、ガッカリしませんが、段瀑なので上段が殆ど見えなくなります。高さとしての威圧感があればより興奮出来たと想像すると残念でしたが、ツルツルに磨かれた岩盤を勢い良く水を落とす下段だけで十分満足する迫力です。
かれこれ三回目になる羽衣の滝。この滝には思い入れがあります。
初めて自分が滝に行こうと決めて、向かったのがこの羽衣の滝でした。いわば滝ヤとしてのデビュー戦がこの滝です。そう言えばその日は雨でしたね。私は最初から雨男だったんですね。
2回も訪れながら、滝壺には行っていない。それに全景が見れる遠望地を知らなかったというのは百選滝好きとしてはあまりにもお粗末。見たい一心で飛行機に乗りました。
観光地ゆえに人が多いので、今回は早朝に訪問。
天人峡の無料駐車場(トンネル出てすぐ左)に停めて、旅館を横目に遊歩道を進みます。
「羽衣の滝ナイトウォーク」というイベントのポスターを見かけました。さすが百選、色んな事をやってますね。
遊歩道は平坦で幅広い道なので、子連れでも安心して進めるように整備されています。
10分ほどで滝の見える橋に到着。相変わらずデカい。
今回は沢靴を履いて濡れる気マンマン。川に入って滝壺まで一直線。特に問題なく滝壺に到着しました。
撮影を終えて、橋まで戻り左にある山道を進んでいつもの滝見台へ。「よう二十歳の俺、今日はピーカンだぜ」。カッパを着て、セルフタイマーで滝をバックに撮影していた過去の自分に語りかけました。
さて次は遠望地点を目指します。そこは羽衣の滝の谷を挟んだ反対の山からの超遠望です。
一旦駐車場まで戻り、沢靴から軽登山靴に履き替えて、再び天人峡へ向かいます。
ほんのちょっと道路を歩くと「羽衣の滝」の案内(下記写真参考)がありますので、そこから登山道に踏み入れます。
滝見台は落差270mの羽衣の滝をやや見下ろすような角度になります。つまり300m位は急登する訳ですから中々しんどいですよ。
でも整備された山道なので、ハイヒールのような不安定な靴じゃなければ誰でも行けると思います。
えっちらおっちらマイペースに登ること50分で滝見台に到着です。ここは大雪山系の頂点である旭岳がよく見える絶景でもあります。
そして羽衣の滝はというと・・・あれだね、優雅な泳ぎの白鳥の、水の中を見た気分ですね。
滝下から見る姿とはえらい違い。こんなにも段瀑ですか。いやはや段々畑もびっくりな数ですよ。そして見事なV字。こころは当然ビクトリー。
滝下行って、遠くから全体も見て、ちょっとは羽衣さんとお近付きになれたかな。
この天人峡には予定より2時間長く滞在してしまいました。本当は層雲峡にも寄りたかったのだけど、計画変更止む無し。素晴らしい滝は時間を忘れてしまいますよね。
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コメントA
1997/8 |
2003年・1997年
残念ながら滝壺の真下まではいけない模様。
ただ、その大きさと美しい絹のような水の流れが辺りを幻想的に包んで、とても素敵な雰囲気を醸し出しております。
雨の日に訪れたときは、上部が霧に覆われて、更に神秘的な絵になってました。あの景観は非常に妖艶で綺麗でした。
登山道へ向かうと、滝見台からの眺望が出来るそうです。今度はぜひそこからの遠望を手中に収めたいですね。 |
他写真 |
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訪問日 |
1997/08/09
2003/06/22
2012/09/13 |