威圧感のある岩盤が観光地となっている大丹倉。
そこに右俣・左俣に滝があります。
まずは大丹倉の案内の所に車を止めて遠望。
木々に埋もれて全体が見えないので、大きさがよく分かりません。
とりあえず分かることは、岩壁の迫力と、距離は短いのに一気に標高を上がる事になりそうだという事。
遠望地から道路を進んでいき、右俣の沢との出合い。
右岸側にテープが巻かれ踏み跡がありました。
ちょいと沢登りをすると二段の滝の登場。
下段を気軽に上がり、上段は右岸から越えていきます。
残置ロープがあって助けられました。
すると次に美瀑の登場。
どちらでも巻けそうですが、左岸の方が登りやすそうだったのでそちらを選択。
斜面がフカフカしてて滑りやすいですが、木の根が豊富にあるのでしっかり掴んでいけば滑落の心配はありません。
巻き終わると右俣の滝の登場です。
優しい直瀑。
水量は決して多くはないですが、高さに驚くものがあります。
左岸側から近づいていくと裏見も可能。
音は静かで粛清な雰囲気。滝前は優しいミストが放出されていて、身が引き締まる感じです。
遠望からでは想像できない高さと荘厳さ。
出発から20分くらいで到着出来る距離の短さに関わらず、ここは人知れず落ちる秘境の滝という感じで特別感がありました。
ちなみに帰りは沢から離れて、右俣と左俣の中間尾根に明確な踏み跡があったので、それを利用して道路に戻りました。
左俣にも滝はあるのですが、時間の都合上どちらか一つしか行けなかったので右俣をチョイスしました。次回は左俣を目指します。
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