夏はかっさーさんとの滝巡り。
二人が会うと晴れには恵まれるのですが、道路とは本当に縁がなくて、、、割と通行止めに遭って、滝に向かう以前に断念するときが多い。
代替案を楽しむ事としたけど、本命はいつ行けることやら。
せっかくの連休なんで、久々に遠くまで走ってみた。
岐阜県郡上市。仕事を終えて埼玉から走りまくった。途中、諏訪付近で15分ほど仮眠した以外は頑張って走った。
道の駅「白山文化の里 長滝」に集合。
さっそく移動を開始。
百選「阿弥陀の滝」の案内を通過し、更に山奥へ。
白山への登山道でもある大きな石徹白登山口の駐車場まで来ました。
まずは林道歩き。
途中、大滝も出てきますが帰りに寄るとして今はスルー。
カサバ谷の出合いの橋まで行きたかったのですが、最後の方は藪が濃く踏み跡が見えなくなったのでやむなく入渓。
ちょうど堰堤の上に出たのと、枝沢から素敵な滝が流れてて感激。ナイスサプライズにウキウキになる。
本流の水量はなかなか。幅は広くどこでも進める感じ。
少し進めば林道の橋が見えました。
横目に見ながらそのまんま遡上。
400m程進んだところで二股。左岸支流との出合いになります。
ここでその支流へと進入し、遡上します。
全く難所のない優しい沢登り。距離だけはネックですが気ままに進めば良いです。
枝沢に入ってから90分、駐車場を出発してからでは140分。ようやく目の前にカサバ滝が見えてきました。
一面に広がる岩盤、柱状摂理が発達したアートな岩肌は格好良すぎる。
しかし、残念なのは水量かな。サラサラって感じの流れで優しい、いや優しすぎる。
迫力のある岩盤には負けず劣らず威力のある水量が欲しい。
ラーメンで例えれば物凄く美味しい絶品のスープなのに、麺がパサパサで腰がなくしょぼい感じ。
麺は滝水、スープは岩盤、チャーシューは青空、ナルトやメンマ・卵などは木々(緑や花や紅葉)って表現をするならば、具にはこだわらない自分だけど、麺とスープは同等のパワーで美味くなければ感動は生まれない。
個人的な意見ですが、味集中カウンターで有名な豚骨ラーメン「一蘭」のスープは絶品だけど、麺はいまいち。
カサバ滝も一蘭と同じで、パーフェクトでは無い点を残念に思う。
ちなみにこの付近は前日に大雨が降っていたので、水量に期待出来るとワクテカしてたのですが、この程度の勢いだけ。
渇水期だとこれよりもチョロチョロになる可能性が高いので、情報チェックを怠らずにね。
岩盤萌え(スープ命)の方ならぶっ刺さる威風堂々たる滝ですよ。
さて帰りがけには川ウレ大滝へと向かいます。
こちらの滝も特に道が有るわけではないので、自力で滝下を目指します。
林道から落ち口は見えているものの、それなりに高い位置にいるので、ホイホイと下りる訳には行かない。
それに藪も元気に盛っているので、藪漕ぎする気にもならない。
滝よりも下流側に行き、堰堤が見えた所にルンゼがあったので、急斜面で滑りやすかったですが、そこを利用して堰堤上に無事に着地。
あとは本流を遡る。
滝までもうすぐって所でちょいブレーキ。
だいぶ深い淵が出てきた。
まぁ行くしかないかと気合いを入れて右岸側から突撃したら、腰辺りまでの浸かりで通過出来ました。
堰堤上から15分で到着。
駐車場から向かうのならちょうど1時間って感じです。
目の前に広がる勢い良い飛沫。
うーん、この水量がカサバ滝に欲しかったなぁ。
磨かれた岩盤を飛び落ちる水。深い滝壺から生まれ放たれる飛沫。
これは力強い良い滝です。
カサバ滝と川ウレ大滝を堪能し駐車場に戻ってきました。
ラーメンチャーハンセットに餃子を追加して、腹パンパンになった感じ。
難しい所は無いので、気軽に行けたのも良かったですね。
※(しかし、笠羽谷は隣の谷なのに、なんで無名の谷にある滝を「カサバ滝」って呼ぶのかな? フシギ。。。)
7:20 石徹白登山口 駐車場 出発
8:00 石徹白川 入渓
8:25 右俣の支流に入る
9:50 カサバ滝
11:00 出発
13:30 川ウレ大滝の手前の「禁漁区」札
13:45 川ウレ大滝
14:15 出発
14:45 駐車場 着
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