滝名 |
寂地峡五竜の滝 |
落差 |
15〜20m |
所在地 |
山口県岩国市
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お勧め度(※五段階) |
★★★
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難易度(※五段階) |
◆◆ |
現地へ |
山口県の北東部。
国道434号より標識に従い進むだけ。大きな駐車場のある観光地。徒歩20〜30分。 |
2023年4月
綺麗な水が見たくて、この寂地峡の水に無性に会いたくなって再訪問しました。
この滝は山口県岩国市のメジャーな観光地なので、走行していると案内が沢山出てくるので迷う必要もなく現地に到着出来ます。
駐車場は広いです。そして賑やか。登山客なのかな?
ここからは徒歩。まずは車道を歩いていきます。
5分ほど進むと案内のままに左に折れて、すると最下部の滝がもう見えました。
竜尾の滝です。滝前は開かれていて明るく、憩いの空間です。
この先は安全な遊歩道ですが、傾斜が強いのでやや息切れ気味になります。
次いで会える「登竜の滝」。深い滝壺が印象的。
そのすぐ上には「白竜の滝」が登場。遊歩道からではやや遠望となる。
この滝を間近から見るのは中々大変。岩壁を強引に下りて(ロープないとヤバい)滝壺に入る必要があります。
太もも辺りまでガッツリ水に入ったので、ちょいと震えつつ遊歩道に戻る。
ほんの少し進めばもう次の滝が現れる。寒さを落ち着かせる余裕すらなく忙しい。
見応えのある竜門の滝。
ここも白竜の滝と同様に離れているし全部は見えない。
なので脇を下って行って滝壺に入って真正面に立つ。良き飛沫の放出に感謝。
さあ、最後は「竜頭の滝」。
ここは基本、遠望から楽しむ滝です。でも過去と同じ事をするのでは面白くないので、滝前に立つのが今回の滝巡りの目標の一つでした。
滝壺を覗き込むと、滝前には人が立てる空間があるのが分かりました。
そこに降り立つ為に懸垂下降を試みる。30mをダブルで使用したので15mあればピッタリ滝前に到着です。
人が生活できない抉られたゴルジュの中に降り立つ。ここで滑ったら水流に揉まれると思うと気持ちは全く落ち着かない。
滝壺はすり鉢状で、かつ深く足を入れる余地はない。光がうまく入り込まず、輝かしい水ではなく漆黒だったので恐怖心が増してしまう。
降り立てたのは目標達成なので満足しましたが、滝前は安らぎは得られず逆に恐怖が勝ってしまった。
更にこの崖の登り返しにはホトホト疲れた。ロープつかんで登れるような斜面ではなく、クライミング技術もない自分には気合だけでは登れません。
なので滑落防止でスリングをフリクションヒッチにして体を預けて落ちないようにして、何とか登りました。
高さの緊張感・恐怖心との戦いなので、相当キツイものがありました。
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2003年4月
この名は5つの滝の総称です。上から、竜頭・竜門・白竜・登竜・竜尾の5つ。
僅か300m弱の距離に集合しています。
一番落差のある滝で18mあたりと言われているので、一つ一つは大きくは無いです。
歩けばすぐに新しい滝に出会えると言うのは、楽しいですね。
峡谷ならではで、水が非常に透き通っていて冷たいです。また岩も独特で白く美しいです。
夏はこの滝壺で遊ぶ子供で賑わうようです。子供の頃に行って遊びたかったですね。
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他写真 |
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訪問日 |
2003/04/29
2023/04/18
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