上流で取水されているので、よっぽどでないと流れている姿は見えない。
地形図に記載されているものの、現地では全く案内はなく分かり辛い。
海のふるさと村へ向かうつづら折りの道路を下っていき、ふるさと村の入口の手前にあるテニスコートの案内のある細道を進む。
この道はあまり整備されてはおらず倒木などがある事や車幅ギリギリなほどの細い道なので緊張を強いられる。時間に余裕があるなら、ふるさと村の駐車場に止めて歩くのが良い。
1kmちょい南下して行くと、草藪と鎖のゲートが現れ車での走行はここで終える。車が2台止められるスペースがある。
草藪を掻き分けて進むと綺麗な道となり歩きやすくなる。
後半になると山道となり、明確な踏み跡を辿ると廃屋のべーべー小屋が現れる。
この先は踏み跡がほぼ消滅するが、更に南に向かうと沢筋が下方に見える。
ただこの小屋から直接下りるには藪が面倒なので(強引に行けばなんとかなるが)、踏み跡を頼りに海岸へ向かう。
尚、ピンクテープのある明確な踏み跡は釣り師のポイントに下りていってしまうので方角と踏み跡を誤らないよう気を付ける事。
無事に海が見えてフノウの滝の沢筋に近づくと虎ロープで海岸へ下りられる。
ここから沢筋を上流へ50mほど遡るが、藪が酷くなかなか歩きづらい。
枝葉を強引に掻き分けて行くと、12mと言われるフノウの滝(岩壁)が現れる。歩き始めから30分で到着。
水がないのは分かりきった上での訪問なので落胆はない。というより無事にこの滝に会えて良かった。
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