ゲータの滝






所在地
沖縄県八重山郡竹富町

地理院地図 (←クリックすると国土地理院のHPにて位置を確認できます)
評価(5段階) ★★★★★
難易度(5段階) ◆◆◆
現地へ ゲータ川の上流にある。大見謝ロードパークの駐車場に止めて歩き始め。沢登りで30〜40分で到着。
訪問日 2019年4月17日

本当は前日の4月16日に向かう計画だったのですが、その前に訪問した「美田良の滝」で思いっきり転倒して、右手中指の靱帯を負傷してしまった。パンパンに腫れちゃったし全く曲がらない。慌てて西表西部診療所で診てもらって「折れてないと思うけど、安静にして下さい」と言われた。
診察で時間が掛かったし怪我をして気が動転してるし、豪雨後で水が濁っているしで、その日はゲータの滝に向かうのは中止。仕方なく海に入ってお魚さんを楽しみました。


次の日は最終日。ホテルで朝食を頂いてから滝巡りする予定でしたが、そんなエレガントな余裕は無くなってしまったので、早朝にチェックアウトしてすぐに滝巡り開始です。
サンガラの滝か、ゲータの滝。時間的にどちらか一方しか行く余裕がなくて、天秤にかけたらゲータの滝に傾きました。


大見謝ロードパークの駐車場に止めて、ゲータ川の橋へ進んでいくとガードレールの脇から山道に入って行けます。


ガイドツアーも多くある滝なので、ユツンの滝のようにピンクテープが沢山あるのだろうと思ってましたが、ゲータの滝の道中は踏み跡だけでテープの案内はありませんでした。
山斜面を上がったり沢を遡ったり、渡渉したりと色々な選択肢があります。この辺りはガイドさんの好みで道を選択するのでしょう。
至る所に踏み跡があるような、ないような不明瞭な道で惑わされて、行き止まりになって戻ったり、渡渉するべきなのか悩んだりとウロウロしながら進んでいきました。
35分程、ゲータ川を遡って滝に到着。


前衛滝になるのかな?

この滝もカッコよかった

でもなんか写真と違う感じ。最下段というのかただの小滝なのか分かりませんが、ここは右岸に踏み跡が見えたので登っていくと、やっと本体のお目見え。

2段の滝と称すれば良いのでしょうか。複雑な形態になっています。メインは上段の流れです。
下から上段を見上げているだけでは物足りない。ここも右岸に踏み跡があるので、登っていくと上段の岩棚に乗れます。やや高度感が出て体が萎縮しますが、掴める岩と木の根が豊富にあるのでしっかり握って移動すれば問題ありません。
ちなみにこの右岸を更に登っていくと崖っぷちにロープが下がっていました、それを越えるとゲータの滝を高巻けるのだと思います。


上段の滝下、巨大な岩を積み重ねたかのような整列とした岩盤を、白く泡立つ水が広がっていく姿。白いティアードスカートのようでとってもお上品です。「君かわうぃ〜ね!」と指を差しちゃうくらい魅力たっぷりです。
マヤグスクの滝に似ているけれど、それとは違うキュンとなる可愛さがあります。今回の滝巡りの中で一番トキメいたのはこのゲータの滝でした。
6:30 大見謝ロードパーク出発
7:00 前衛滝
7:10 ゲータの滝

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