多分、人生で最後の西表島への訪瀑となるだろうと気合いを入れて、羽田空港へと到着。
西表島までの道のりは遠い。羽田空港→(飛行機)→石垣島→(バス)→石垣島離島ターミナル→(フェリー)→西表島と色んな乗り物を乗り継いで辿り着く。
飛行機が早朝いきなりトラブルで出発が遅れて、先行きは不安になったが、その後の乗り継ぎは計画通りに進んでホッとした。
西表島でカップラーメンを食べる為のガス缶(OD缶)は飛行機に乗せられないので事前に準備が出来ない。石垣島のどこで売っているか調べた所、ちょうど良く石垣島離島ターミナル内の「海屋なかむら」に売ってて一安心。これで滝前で暖かい麺を頬張れます。
もしもここで売ってなければターミナルから歩いて8分の所にある「K-MAX」という店にもあるようです。
今回の離島フェリーはそんなに縦揺れが無くて船酔いせずに済んだ点は幸い。前回訪問した時は船酔いして下船後30分は動けなかった。
そんなこんなで朝4時前に自宅を出発して、6時台の飛行機に乗って、西表島に到着したのはお昼前でした。ただの移動だけで半日を費やしました。遠いっすね〜。
初日の午後のメインはこちらのユツン三段滝。
西表島には素晴らしい滝が沢山あり、それに伴ってガイドツアーも充実しています。滝巡りが不安な方はプロのガイドに依頼すれば滝に導いてくれるので安心ですね。
自分はノーマネー・ノーガイドなので自力で目指してみました。
ユツン川を跨ぐ橋の東側にガイドツアーが利用する駐車スペースがあるので、そちらにレンタカーを止めて歩き始め。
駐車スペースからユチン川に向かい、ガードレールが途切れた所から山に入ります。
明確な踏み跡とピンクテープがある立派な登山道です。ガイドさんの道を利用させて貰って感謝しながらひたすら進みます。
迷う事や、危険があるような道ではありませんが、時間は掛かります。
1時間30分、しっかり歩いて汗をかいて滝前に到着です。
名の通りの三段の滝。見上げる程に大きく、そして囲い込む岩盤が壮大です。
火照った体を冷やすように滝に近付いて、飛沫というか落ちてきた水に思いっきり打たれました。滝の水は冷たくはないので、ほの心地よい感じ。南国は気温も水温も高いので水遊びが楽しいです。
一通り楽しんで、体の熱も冷めたら、この滝の見所である落ち口を目指します。
これまたちゃんとガイドの登山道が明確にあるので、悩むことなく登ります。やや急勾配の所はありましたが落ち着いて行動すれば問題ありません。
落ち口よりも上流でユチン川に戻れるので、踏み跡とピンクテープを頼りに下流へ進むと落ち口に到着。
絶景が待ってます。滝から見る西表島の海の景色。濃淡を持つ青い海が広がっています。
埼玉から重い荷物を持って、時間に間に合うかハラハラしながら行動した疲労を、滝と海の遠望が消し去ってくれました。
13:05 ユチン橋、東側の駐車場 出発
14:25 ユツンの滝
15:05 出発
15:15 落ち口到着
15:25 出発
16:25 マヤロックの滝
17:30 駐車場 到着
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