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三方が高い崖に覆われている暗い空間。その崖を駆け落ちる滝。
生まれた飛沫は逃げ場がないため必然と下流側となる残る一方に集中して押し出されています。近寄るにつれて強烈になる飛沫を受けるのは困難で、真下に立ちたくとも迫力が凄すぎて行く気になれませんでした。
それ程の素晴らしい迫力でした。
身延の七面山に向かう登山道入り口の駐車場に車を停めて出発。
歩き始めてすぐに観光地である白糸の滝の案内が出てきますが帰りに寄る事にして林道を南進。
しばらく進むとカギ付きゲートが現れます。これをやり過ごして進むと林道の終点と共に右岸から流れる大春木沢の堰堤群に入ります。砂利に埋まった大春木沢を渡渉して、春木川から名前を変えた大滝沢沿いを更に南進。
左岸の岸上には荒廃した堰堤工事用の道がありましたのでそれを辿ると楽に進めますが、それが見つからなくても適当に進めば問題ありません。
そして大滝沢の大きな二段堰堤が目の前に。左岸に踏み跡があり緩やかに上がれて問題なく通過。堰堤上は砂利が堆積された平坦な河原。沢という様子が見られません。
気ままに進んで行き、沢が西に向かって曲がり始めた頃にようやく沢らしい姿になっていきます。
と言っても別に難しい点はなく、そのまま水の中に入ったりしながら歩いていくと滝が現れます。
出発から65分で到着しました。
東向きの滝なので早朝から動きましたが、到着当初は上部だけに光が当たるパンダ状態。
これでは絵にならないとしばらく待ちましたが全てに太陽が当たる環境ではなかったです。虹が見えたのは幸いでしたが、狭く暗い空間では寛ぐという感じはなく、居心地はあまり良くなかったですね。
長い林道歩き、ちょっとした沢登り、仲間と一緒に滝巡りするにはちょうど良い距離なんですが、滝前は狭いので大人数で行くのにはお勧め出来ないです。
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