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前回は観光気分で娘とここに来て、新しい観瀑台から見下ろして終了でした。
裏見の滝で、昔は裏にもしっかりした道があって誰でも行けたようですが、今ではもう廃道になっていると聞いていたので裏に行くのは諦めていました。
でも廃道といってもまだまだ明確に残っているのを知って、なんで裏に行かなかったのか後悔した次第です。かと言って、新観瀑台から見る限り、裏見の道は手摺が無くなっているし道は崩れている箇所が見えたので、本当に裏見出来るか半信半疑でしたけどね。
その日、夕方まで時間が取れたので再訪問してきました。
新観瀑台の案内の駐車場よりもちょっと奥に武尊神社があり、そこにも2〜3台の車を停めるスペースがあります。
この神社の向かいに旧道の入り口があります。コンクリートが敷設された立派な観光道は確かにもう整備はされていないけれど傷んでいる所はあまり無いです。明確な道が見えるのでコンクリートに乗って進めば、落ち口を通過して左岸から裏に進んで行きます。
滝が見えてくるとさすがに崩れた跡が出てきますが、幾人もの人が踏んでしっかり道になっています。
裏から見る前にちゃんと正面から見たいと思い、左岸の泥斜面で慎重に下りました。掴むところがなく、滑りやすかったのでロープがあると安心でしたね。
滝前で強い飛沫を存分に浴びて満足してから裏見道に戻り、ようやく裏見です。
崩れてはいるけれど、地面は平らで安定しています。でも岩盤から潜流で溢れ出している水を見ると岩盤に亀裂が入りそうでちょっと怖いかな。
幅広の裏見、懐が広いからか割かし明るい空間。もうちょっと閉鎖的で暗い方が裏見気分が味わえます。それと滝水が遠く裏でも表から見ているのと変わらない距離感だったのでちょっと物足りない感じでした。飛沫・迫力は響くものはあるので、裏見が特徴の滝ですが正面からのパワーの方が気に入りました。
完全に崩れる前に行けて良かったかな。まだまだ道は健在だと思うけれど、いつ崩れるかは分かりませんからね。
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