モーカケの滝
Data | 住所 | 檜枝岐村 |
評価(5段階) | ★★★★ |
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難易度(5段階) | ◆◆◆ | |
現地へ | 尾瀬の北東。国道352号のつづら折りの途中に展望台の駐車場があり、そこに展望台がある。基本は遠望だが七入駐車場から遡行すると30〜40分程で滝下へ行ける。 | |
コメント | 渋沢大滝を終えて、一息吐く間もなく荷物を車に放り込んで、即エンジンをかけて出発。 尾瀬の起点、御池をやり過ごし峠道を下る。途中でこの滝の展望台があるのでその駐車場に停めて遠望撮影。 始めて気付いたけど、この展望台の尾根に下降する踏み跡が続いている。ここを下りれば滝壺に行くのは容易いのだろうか? 仮に行けたとしても100mは下らないといけないのは面倒くさいので、予定していた下流からのアプローチするために再び車を走らせ七入というとんでもなく広い駐車場に駐車。 ここから道路を渡って橋を越える。その先、沼山峠に至る「尾瀬自然観察の森遊歩道」をほんのちょっと歩くと右に進む道があり、そこに「モーカケの滝→」なる看板が見つかる。なんだ滝前まで道があるのかとちょっと喜びつつ明瞭な踏み跡を辿っていくとモーカケの沢を渡る木の橋が現れる。 道は橋を越えてその先に続いている。とりあえず進んでいくと尾根を登り始めたではないか。なるほど、この案内の道は展望台へと続くのかと合点した所で沢まで引き返す。 入渓。別にこれといって難所はなく、ただ沢の中の歩くだけ。およそ40分程の遡行で滝前に到着。 とても静かな滝前です。上部から滑り落ちた水はハングした岩から飛び出して水玉となって空中を落下。 崩落の激しい滝前は岩に覆われていて滝壺はなく、水玉が岩に当たると良い具合の飛沫が舞う。 周囲の崖もなかなか威圧的で、それでいて滝は穏やかで、一息付くと溜まってた疲労がフッと抜けていくようなリラクゼーション効果がある滝です。 濡れるのを覚悟で崖を回り込んで裏見を敢行。拍子抜けするほど飛沫は来ず、更に上の岩盤がいつ崩落するか分からず怖くてあまり楽しめませんでした。 余談ですが、岩手県にある白糸の滝にとても似ているなぁと感じました。 さて、良い滝にはどうしても長く滞在してしまう。気付くと30分くらい経過していて急いで切り上げます。もっと楽しみたかったけど家族に怒られる顔が浮かんでしまったので急いでカメラをしまって車に戻る。 あとは東北道までの長い下道を走る。途中、看板が人に見えてしまう錯覚に陥り30分だけ仮眠。殆ど徹夜でここまで来てる体はもっと寝させてくれと悲鳴を上げるがリポビタンDで睡魔を抑え込む。 那須のインター手前で大渋滞。東北道に乗っても断続渋滞。でもその車中でパズドラのレアガチャを引いたらウミサチヤマサチが出てテンションが上がる。 結局、家に戻れたのは20時。娘から散々なじられてしまった。やはり尾瀬は無謀だったかと反省した次第です。 |
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他写真 | ||
訪問日 | 2000/06/05 2014/09/14 |