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天然温泉の滝は初めてで感激しました。有名な天然温泉の滝は知床半島にあるカムイワッカ湯の滝ですが、そちらは未訪なので、人生初となる温かい滝との対面。これこそ正にタッキー&翼、じゃなくて滝&温泉。
川原毛地獄から流れ落ちてくる水そのものが温泉で、触れれば当然温かい。飛沫を浴びても冷たくならないのは何か違和感を覚えますが、快適なのは間違いないです。
体感的には37℃程でちょっとぬるいくらいでしょうか。私が訪れた日の気温が30℃と暑い日だったので、このくらいの温泉が熱すぎず冷たすぎずで調度良い温度たと思います。これよりも気温が下がってくるとこの湯の温度では寒くなると思いますので夏場の訪問がベストでしょうね。
駐車場からは案内もしっかりしていますがそれなりの山道なので足元はしっかりされた方が良いです。グングンと下っていくとおよそ10分で到着。白い岩盤も素敵ですが、それよりも目に付いたのは滝壺で入浴している先客さん。普通の滝で考えれば滝壺に浸かっている人なんていませんから、私にとっては有り得ない光景です。
とりあえず水に触れてみると確かに温かい。こりゃあもう入るしかないぜ、とTシャツとズボンを脱いで早速入浴です。えっ、全裸で? いやいや、別に露出狂ではありませんからちゃんと水着を履いてますよ。というか自宅から水着を履いて、その上からズボンを履いて羽田から飛行機に乗ってここまで来ました。水着の上にズボン履くなんてなんと着心地が悪いことやら。でもこの川原毛大湯滝で入浴するんだと決めていたので手っ取り早く着込んで出発したんです。
滝マニア・温泉マニアにとってはこれこそ至高の空間でしょう。湯に浸かりながら滝を見れる天然の露天風呂。これを喜ばない人はいないですよ。
試しに右側の直瀑で打たせ湯をと突っ込んでみましたが、大きな塊がドコンドコンとぶつかってくる物凄い衝撃に全く耐えられませんでした。さらにこの温泉は結構な酸性で、飛沫が目に入ると痛いったりゃありゃしない。
そんな辛い事を差し引いても楽しくて仕方ない。当初は10分ほどですぐに次の滝に向かおうと思っていたのですが、いざ肩まで浸かってしまうと抜け出さなくなってしまい、気付いたら30分以上満喫していました。予定時間を越えてしまい、その後の滝巡りが1滝減ってしまいましたが、感動度合いは期待値以上だったのでそれはそれでOKです。むしろ、この滝の良さを計り違えていた自分のミスを悔やみます。
余談ですが、全裸の人はいませんよ。全員水着着用です。滝前には更衣室もありましたので普通はそこで着替えて滝&温泉を楽しんでいます。
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