数鹿流ヶ滝



Data 数鹿流ヶ滝
落差60m
熊本県南阿蘇村
現地へ 阿蘇山の西部。国道57号沿いにある。公園が滝見台になっているので分かり易い。駐車場も併設されているのでとても親切。徒歩10分程度。
コメント 期待して見に行ったのですが、あまりに寂しい景観でした。とてつもなく大きい滝壷なので、近づくことは出来ず、対岸の崖っぷちから望むしかないのだが、それにしてもこの水量にはがっかり。池くらい大きな滝壺とは裏腹で拍子抜けでした。ちょうど水量の少ない時期だったのでしょう。タイミング悪くて仕方ない。
豪雨の滝はこの20〜30倍の水量が一気に流れ落ちると言う。その怖いくらい豪快な様を是非見てみたい。その真の姿を見れば、私の中の評価も変わるでしょう。

2006年、びっくりする位の水量と轟音。これが本来の姿なのでしょうか? 1999年と同じ滝とは思えない程、勇ましくてゆるぎない。
滝見台は30〜40m程離れているのですが、飛沫が飛んでくる。それ程距離があるのに飛沫を感じられる滝は、少ない。
私の価値観は大きく変わりました。
残念なのは、手前の道が渋滞する道ということですかね。観光道路、通勤路になっているので面倒です。

2009年、再訪問。
今回は滝壺から姿を見てきました。
ルートとしては数鹿流ヶ滝と左岸に掛かる白糸の滝の間の斜面を降りていくという計画です。
東海大学へ進む道から右へ数鹿流の落ち口上を通る細道(アスファルト)へ向かいます。
少し歩くと白糸の滝の沢と平行して進み、白糸の滝の沢に降り立つと落ち口が確認できました。落ち口からの下降は到底無理そうなので細道に戻り、数鹿流の方へ歩きます。
行き過ぎても数鹿流の落ち口上に出てしまうので、ちょうどカーブの地点から下降を試みます。
しかしこの場所、細長い竹が生い茂り視界が全く利かない。見える範囲で2〜3mのみ。傾斜があるのか、この先がどうなっているのか分かりません。
とにかくひたすら竹薮漕ぎ。クロールの要領で竹を右へ左へ押し分けては目の前の竹を押し倒して進む。地面を踏んでいる感覚はなく、しなる竹の上に靴底を乗せていてフワフワした状態。
全身運動ゆえにすぐに息が切れる。フゥッと一息を入れて後ろを見るとまだ5mも進んでいない。もっと進んだと思ったのですが、相当苦戦しています。
そんな竹との格闘を10分程行い、ようやく下方が見えてきました。数鹿流の滝壺が見えます。このまま進んでも崖の上に出るだけなので進路をもっと左に、白糸の滝方向へ進む為にまたも藪漕ぎ。
ようやく竹薮が途切れ、傾斜のきつい山斜面に出ました。下には白糸の滝の沢筋が見えます。
ここからは懸垂下降。ロープを伸ばしエイト環をセット。危険な急斜面も道具を頼ると安心です。
ようやく滝壺の淵へ着地。デカイ、デカ過ぎる滝壺。滝とは30m以上は離れていると感じました。
これだけの大きな滝壺は初めてで、滝の強大なパワーを感じ興奮すると共に、これ以上滝には近付けないことへの悔しさも同時に抱きました。
しかし、滝と同じ位置から対峙する事が出来て満足です。やはり滝は下から見上げるものですね(遠すぎて見上げてませんが)。
余談ですが、滝壺に細長い竹を差し込んでみると2m50cmほど潜り底にぶつかりました。淵の付近でその深さ、この滝壺の大きさと深さに脅威を感じました。
他写真
訪問日 1999/04/25
2006/07/16
2009/03/18

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