佐市の滝




Data 住所 西米良村
評価(5段階) ★★★★
難易度(5段階) ◆◆◆
現地へ 市房山の西部。
国道265号沿いの「山之口」バス停から橋を渡り、左へ。広い空きスペースに駐車し沢を遡行。30〜40分。
コメント 落差60m、幅30mと言われている滝で、その数字だけで想像すると物凄い巨瀑でしたが、実際に見た感じだとそうでもないです。
目測ですが、落差は40mほどで幅は15mが良いところだと思います。
伝えられていた数字に物凄く期待してしまった分、小さいなと感じ落胆してしまいましたが、冷静に判断すれば十分に大きな滝です。
横幅一杯に飛沫を落としていて、ゴツゴツとした岩にぶつかり変幻自在に落ちてくる姿は豪快そのものです。

百間滝を終え、次に向かったのがこの佐市の滝。
バス停から橋を渡り左へ。一ツ瀬川の右岸にある細道を1km程進むと広い空きスペースがあるのでそこに駐車。
そのスペースから見える堰堤の沢が田出之川原谷です。
この谷は距離こそ短いものの、一気に高度を上げるので中々体力を使います。
順番で言うと堰堤1→堰堤2→F1→堰堤3→F2→F3→F4を越えて佐市の滝です。
最初の堰堤1は左岸にある不動尊の裏の道を辿ると越えられます。
ついで堰堤2は左岸のガレ場を登って越える。
ようやく人口ではないF1。ここは右岸に微かな踏み跡があり、それを利用して小さく巻きます。
踏み跡は非常に分かり辛いですが、そのまま辿ると堰堤3も越えられます。
開けた沢なので、見通し良いのですが佐市の滝は見当たらない。本当にこの沢なのだろうか不安になります。
F2・F3を右岸から越えると前方に大きな岩壁が見えました。良く見ると左奥に大きな滝が感じられます。東向きの沢は佐市の滝で90度向きを変えて落ちているので見えなかったのです。
後もうすぐ、そうテンションが上がってF4を直登。と思ったら逆層の岩盤は滑りやすく途中まで登って諦め。結局もう一度右岸から巻きました。
巻き終えると佐市の滝が目の前。あまり引きがとれなく、北向きで逆光になって見えづらいのが残念でした。
他写真
訪問日 2009/3/16

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