常布の滝


Data 滝名 常布の滝
落差 落差40m
所在地 草津町
お勧め度(※五段階) ★★★★★
難易度(※五段階) ◆◆◆◆
現地へ 草津温泉付近。
国道292号より谷沢川の脇の林道を進み、芳ヶ平へ向かう登山道を進む。途中で案内が現れ展望台へ。その後、登山道を再び進むと滝下へ向かう道が現れる。徒歩60分前後。
コメントC
2017年10月

前々日に滝仲間と奥日光の滝巡りに行く予定だったのですが、息子の運動会が雨で順延になり予定が繰り下がってしまった結果、行けなくなってしまった。
悶々とした中で何の予定も入っていない平日休みを利用して久しぶりに常布の滝に行こうと決めました。

滝に至る整備された道が崩落により寸断されて以来、廃道と化していて、滝に行くのが大変になっている。というのを滝仲間から聞いていました。
果たしてどんな具合なのか、ようやく自分の目で見られると思うと楽しみです
それに今日は晴れの予報ですから虹も期待できる。更に付近の殺生河原の紅葉が見頃になっているので滝前で紅葉も期待できる。そんなワクワクを持って草津入りです。
国道292号を白根山方面に進み、草津国際スキー場を左手に見て少し走ると天狗山第6駐車場が右手に現れます。駐車場に入るように右折して、でも駐車場に入らず国道脇の荒れたアスファルト道へ進みます。
しばらく進むと赤いコーンが道路を塞いでいました。どうやらこの先で落石があったようで、車はその手前で駐車。ずいぶんと手前から歩かされるなぁとちょっとため息。

息子の運動会で綱引きに参加(2位でした)し筋肉痛の状態で出発。どんな悪路か分からないのでロープやヘルメットなどの装備をザックに入れ込んでいます。
平坦な道を進んで行きます。途中で落石を確認しましたがこれなら車で入っていけるかな? 橋を渡ると両脇に草が茂り車では侵入不可な狭さになります。踏み跡は明確にありますので歩いていけますが、10年ほどでここまで自然に還るとは驚きです。
歩き始めてから20分程で展望台付近に到着。やり過ごして登山道を進み常布の滝のアプローチ起点に到着。
最初は笹の一面を下っていきます。ここは以前と同様に踏み跡が明確。しかし下っていくにつれて踏み跡が薄くなっていきます。それでも、どなたかが笹を刈ってくれているようで道が見えます。有り難い事です。しかし刈った先端が斜めに切られている為、凶器の竹やりのように尖っていてちょっと怖い。
足元の状態も非常に悪いです。よく滑ります。って事で思いっきりすっころんで掌の皮がベロンと剥がれてしまいました、痛いです。
刈られた笹を頼りに分け入りながら進んで行くと川の音が聞こえてきて笹一面は終わり、登山道に乗りました。
ロープや鎖が張られているし踏み跡も明確。この辺りは明瞭な登山道の名残があって問題なし。
そしてまた笹一面。ここが厄介でした。至る所に踏み跡のような道筋が見えて、気付けば行き止まり。戻って別の踏み跡を探る。そんな感じで迷いつつ何とか進みました。
無事に超えると再び鎖が現れてそれを辿って進むと崩落地に到着。と言っても十分に踏まれているようで問題なく通過してあとは踏み跡を辿って行けば出発からジャスト1時間で滝前に到着です。
笹には難儀しましたし、道はかなり荒れていましたが無事に到着出来ました。以前のようなスニーカーで来れるような安全な道ではなくなってますね。嬉しい限りです。
滝前。やはりこの特異な岩盤と直瀑は素晴らしい。上部の木々は色付いていて紅葉の盛りです。そして青空。良いタイミングで来れました。
太陽はまだ山の中。滝前の平坦な広場で朝飯を食べつつ太陽が上がるのを待ちます。10年以上も昔、この広場までコンロと鍋を持参して豚キムチ鍋を作ったのを懐かしく思いながら素晴らしい環境を独占している一時を楽しむ。
光が全体を照らし出したら撮影開始。虹、岩盤、滝、紅葉、どれもが輝いていて何と美しい世界だ! 良いタイミングに来れて感激です。
滝に至る道は濡れる事がないので普通の登山靴で問題ないですが、真正面に立つには滝壺に入らないとなりません。長靴、沢靴、もしくは裸足になって滝を正面から受け止めましょう。最高に気持ち良いですよ。
色々な所にウロウロと動いたり、パンを頬張ったり、じっくり滝と対峙してパワーが充足したので帰ろうと時計を見ると4時間が過ぎていました。こんなに一つの滝に長居するのも素晴らしい滝だという証拠ですね。その間、全く飽きることなく堪能しました。
 
コメントB
2009年2月

スノーシューを購入し、冬に見たい滝はどこだろうと真っ先に浮かんだのがこの滝でした。
スキー場に車を駐車し、そこから林道を歩きます。途中から雪が深く歩きづらくなったのでスノーシューを装備。
林道を過ぎ、展望地までは軽快に進めました。そこから見る常布。辺りは雪なのに滝付近は地熱の影響からか夏と変わらぬ景観。さすがは温泉の滝です。
さて、ここから登山道に入っていきますが、ここからはフカフカの深い雪をスノーシューで歩いていきます。道は雪で消えているので、経験を頼りに進みます。
スノーシューでも踏ん張りの利かない傾斜に苦労したり、雪が柔らかくて腰までズボッと潜って冷や汗かいたり、両岸が谷で雪崩が発生したら逃げ場が無しと言う怖さもありつつ、ひたすら進みました。
傾斜の緩いところを探りつつ、一歩一歩を慎重に踏み固めていき、ようやく滝を目前に感じました。残り50mといった所でしょうか、そこから先は物凄く傾斜が立っており、更に下は崖になっていて、とても進む気になれない。
雪の下には道が眠っているのでしょうが、それを辿る事が出来ない。
右岸にあるゴツイ氷柱を見上げてみたい気持ちを抑え、滝に背を向けました。

コメントA
2006年6月

久しぶりに訪問。
展望台に行くまでは今までと変わらず。滝の道への案内をしている目印のテープを見逃さないように進んでいくと、なんと「常布の滝コース」なる看板があり、分かり易いほどに山道の案内がされていました。更に進んでいくと明瞭な踏み跡とロープが設けられており、間違えようの無い道になってました。
私にとっては、かなりのショックです。あれほど見つけるのに苦労したのに、これ程容易に案内されている事。それと、案内があることによって様々な人が入り込むのではないかという不安。閑静で、滝を独り占めできる嬉しさがあったのに、人が多く入り荒らされそうで不安です。
観光地化されない事を祈ります。

コメント@
1998年5月

今まで見た中で、一番印象残っております。
その岩肌の特殊な色合い。滝壺に真っ直ぐに落ちる滝。とても神秘的な雰囲気です。私の中でナンバー1.
しかし、ここに辿り付くまでには相当の苦労を強いられます。
国道122号、白根山に向けて走っていると、左手に草津スキー場が見える。そこは県道55号とのT字路になっています。その交差点をちょっと過ぎたところに砂利道が国道と併走されているので、そちらへ向かう。その道を1キロ程度走ると、車では行けなくなるので、邪魔にならない所に停車。そのまま道を登っていくと滝見台があるので、探しましょう。
滝見台をあとに、もっと山奥に向けて進む道があります。滝見台から1〜200メートル歩いた辺り、右手を注意して歩いていくと赤や白のテープが巻かれているのが見えます。そこが入り口、先人の方々が目印に付けた物です。草が覆い茂っていて、一見道など無いと思われますが、地面を覗くと踏み跡が見えるはずです。その覆い茂る草を分け入って踏み跡を辿って進んでいくと、確実な登山道らしき道になります。
そこからは赤・白テープを目印に進んでいく。徒歩40〜50分程度ですが、案内はテープだけなので見落とすと大変な事になりますし、ハイキングコースではないので安易な軽装はお勧めしません。
滝壺付近は本当に綺麗です。絶対にゴミは持ち帰りましょう。

他写真
訪問日 1998/05/21
2001/07/03
2002/06/02
2006/06/25
2009/02/11
2017/10/11

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