銚子ヶ滝

Data 銚子ヶ滝
落差48m
福島県郡山市
現地へ 郡山市の北西部。国道49号より、県道24号に入る。進むと旧有料道路(母成グリーンライン)になるが、その手前に「石筵ふれあい牧場」があるので、そこに入り道なりに進むと看板が見える。そこから徒歩30〜40分。
コメント 中腹の岩に直瀑がぶつかって一気に拡散して水飛沫が辺りを覆う。近づくと服が水浸しになりますが、これがまた心地よい。大きさも水量も並ではありますが、とにかく水飛沫の量が豊富ですので夏は気持ちよいと思います。
ふれあい牧場は家族が訪れる人気スポットゆえ、ついでに滝を見に来る人でゴッタ返してます。滝に会いゆっくりとストレス解消したい私にとっては、ちょっとがっかりです。

道はなだらかで歩きやすいですが、最後は階段下りは疲れます。コンクリートの階段ではないのでスニーカーなどの歩きやすい靴の方が良いと思います。
ちなみに、通常の案内入り口から先に延びている道路を進むとショートカット出来る入り口があります。時間は半分くらいになりますが、駐車出来るスペースが少なく、案内も乏しいので通常の入り口から歩いた方が無難です。

2013年
葉っぱがある時にもう一度みたいものだと思っており、やっと再訪出来ました。
滝の姿そのものは冬でも夏でもなんら変わりはありませんが、緑があると活力に溢れた滝が見れるように思います。冬の滝(葉の枯れた時期)はどこか寂しい。元気を貰いに行っているのに、逆に吸い取られているような錯覚に陥ります。氷瀑を除けば、冬は滝のシーズンオフ。ギリギリだけどそれに間に合う姿を見れました。
運が良いことにピーカンの晴れ。こいつは虹も期待出来そうだとワクワクしながら牧場奥の滝入り口に駐車。
連休で混雑してるか不安でしたが駐車しているのは2台だけ。これならのんびり出来るかも。
平坦な山道を進み、最後の急斜面の階段を下りて滝前に。虹がガッツリ出ているではありませんか!
急いでカメラを取り出して連写みたいな感じで撮影しまくり。
そうこうしている内に先に来ていた方は帰り、滝前の空間を独占。滝と対峙する一人の時間、この上無い至福ですよね。水は太陽の光でダイヤモンドのように輝いているし、澄んだ青空は綺麗だし、円を描く虹は素敵だし、紅葉も残っているし、かなり良い条件で見れて満足です。
撮影も落ち着いたので、滝前の石に座って何をするでもなく滝を見ながらボーッとしてました。背後から当たる太陽は暖かく、滝からは飛沫と風を受ける。元気を注入して貰いました。ごちそうさまです。
さあ帰ろうと振り返るとそこにはカメラを構えた方やカップルがいて驚き。ありゃ撮影の邪魔になってしまったかと申し訳ない気持ちと、悦に入っていた姿を見られていた点を恥ずかしく感じました。
やはり百選、そして青空、紅葉。お客さんが来ない訳ないですよね。そんな中でも一人の時間を得られたのは幸いだったのでしょう。
帰路、寄り道がてらに落ち口へ向かいました。登山道から沢に向かって下りるだけですが、つかみ所のない急斜面が出てきたので、そこだけロープを垂らして無事に落ち口の岩盤に立ちました。上から途中の岩盤に当たって弾け広がる姿が見れました。なかなか迫力のある俯瞰です。これはこれで楽しい。
見下ろすと滝前で記念撮影しているカップルの姿が見えました。たぶんその写真には私の姿が入り込んでしまっただろう、ごめんなさい。
他写真
訪問日 1998/05/04
2005/04/30
2013/11/02

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