蓑谷大滝

Data 住所 岐阜県高山市
(滝の位置)
(入渓点)
評価(5段階) ★★★★
難易度(5段階) ◆◆◆◆
現地へ 道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」の西部。
国道471号から県道89号の沢上谷沿いの進む道に進み、道がつづら折りになる手前に駐車スペースがある。そこから遡行して60分前後。
コメント この沢上谷には大きな滝が3つあり、どれも見事。その中でも本流にかかるこの滝は芸術品だと思います。
大きな一枚板の岩を落ちる滝で、その滝水の落ち方が素晴らしいです。
微妙に傾斜を持った岩なので、滑るように落ちてくるのですが、水量が多いためか魚のウロコのような形状を作って落ちてきます。
何枚ものウロコを作り、同じ姿を全く作らず、見てて飽きないです。
近づけばその迫力を存分に堪能できる。飛沫も当たり過ぎず程々で心地よい。ちょっと遠ざかればその大きな岩盤に圧倒される。見方によって色々変身してくれる滝で、とても楽しかったです。

ここは通常の登山道はありません。沢登りで初めて間近に見れる滝です。沢の初級で、ちょっと登るのは無理かなと思う場所には、高巻く道もありますので安心です。
入渓点から歩き始め、途中にはナメがあったり木漏れ日が差し込んだり、とても爽快な気分で歩ける沢です。途中には岩に体を突っ張って進むところもあり、アスレチックで遊ぶ感覚です。
その沢の途中には右岸から枝沢が2本流れてきますが、入渓点から最初に出会う枝沢を進む事20〜30分で「五郎七滝」に出会え、その次の枝沢を15分ほど進むと「山犀滝」があります。
この2つの滝も共にインパクトのある滝なので、是非3滝をまとめて見ることをお勧めします。
他写真
訪問日 2008/7/21

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