所在地
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新潟県妙高市
(←クリックすると国土地理院のHPにて位置を確認できます) |
評価(5段階) |
★★★★
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難易度(5段階) |
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現地へ |
乙見湖の北西部。乙見山峠に向かう道の途中にある杉野沢橋に案内あり。散策路を歩き、展望台には20〜30分で到着。滝前には沢登りで向かう。 |
訪問日 |
2018年10月22日 |
百選「苗名滝」の近くにありながら、行く機会が得られず、ようやく出会えました。
午前中は乙見山峠を越えて小谷村に行きましたが、この峠周辺の紅葉が素晴らしく、つい車を止めて写真撮影に夢中になってしまいました。
そんな紅葉の美しさに心と時間を奪われてしまって、ヒコサの滝の周辺に来れたのはお昼過ぎ。
橋の手前に駐車スペースがあり、そこからヒコサの滝の展望所に向かう散策路があります。
平坦な歩きやすい道を進み、展望所に向かう為に道は山を上がって行きますが、そこから離れて鍋倉谷に進みます。地形図にはない新しい堰堤が出来ておりその上から入渓になります。
小滝の深い滝壺は右岸からスムーズに越えられます。その上にある滑床は歩いていて気持ち良いですが、水量が多い時は足元が見えなくなって厳しいように思えます。
谷が直角に折れるともうすぐ滝前です。難所はないと思っていたのですが、最後がきつかったです。
深い釜と強い勢いの水、そして左右の側壁に逃げ場なし。苦労したというレポートは無かったと思うけど、先駆者はここをどうやって越えたのだろう?
意を決して足元の見えない水の中に入って、なんとか越えましたが胸辺りまでガッツリ浸かりました。秋の寒さに入水は堪えるものがありました。
それと腰につけていたコンデジも浸水してしまいました。今回は水に入る事はないと思っていたので、防水のコンデジでは無かったのに外すの忘れて突っ込んでしまい、そして当然ながら壊れました。
失意の中での滝との対峙。あまり集中出来ませんでしたね。
そり立つ岩盤はゴッツくて迫力満点。雪国らしく磨かれた岩盤をなぞり落ちる滝は、美しいながらも豪快。なかなか複雑な滝でどう表現すれば良いか悩む滝です。あえていうなら、ブサカワイイって感じでしょうか。
帰路は散策路に戻って、展望所に向かいます。なかなかの急斜面で散策路というよりは登山道です。滑りやすい所にはロープが下りているので安心ではありましたが。
最後は平坦になった道を気軽に歩くと到着です。遠望が一般的な滝ですが、やはり真下からの方が魅力ありますね。
12:40 杉野沢橋 出発
13:05 ヒコサの滝 到着
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