六方の滝
清水の滝


六方の滝


清水の滝

Data 住所 神奈川県湯河原町
(六方の滝)
(清水の滝)
評価(5段階) ★★★(六方の滝)
★★★★(清水の滝)
難易度(5段階) ◆◆◆◆(六方の滝)
◆◆◆◆(清水の滝)
現地へ
湯河原、大観山の東部。
滝より南東にある幕山公園から向かうのが一般的で2〜3時間。

コメント
待ちに待った春です。野球が球春ならこっちは滝春ですね。
多忙の冬を乗り越えて、ようやく滝が楽しめる季節になってとても嬉しい。滝春は千葉だったり静岡だったりしますが、今回は以前から決まっていた湯河原です。
鈴木さん(リンク先)の記事を見て、行きたいなぁと願っていた滝です。
何と言ってもこの柱状節理が萌え要素ですよね。萌え萌えキュンです。
昨年の秋からずっと行きたくて、忘年会でRieさんと行こうと約束して、暖かくなるのを待って、鈴木さんを誘ってようやく当日を迎えて現地入りです。
湯河原のツアーを参考に、幕山公園からのアプローチで進めようと思ってましたが、地形図を見る限り、色々なアプローチがあるような雰囲気が醸し出されています。
一番近くて楽に感じるのは、西側の土肥大杉跡を辿る道。早朝に現地調査しましたが、道はありそうだけど駐車スペースが乏しいし、その駐車スペースもカーブの途中にあるので走行してる車に激突される恐れがあるので安心できない。
もう一つは北側のターンパイクの展望所から南下する破線。情報が全然出てこないので道が無くなっているかも知れない。ターンパイクは有料道路なのでお金取られるのやだなと思ってましたが、西側からアプローチすれば料金所は出てこないので一安心。
展望所は当然ながら駐車スペースは広い。破線の位置を探すと斜面を下っていく踏み跡が見つかりました。
セオリーの幕山公園からの北上は滝まで2時間くらい? ターンパイクから南下なら直線距離は短いのでもうちょっと早く到着できるかもしれない。
ダメかもしれないけど挑戦しようとターンパイク側からアプローチしてみました。
最初は踏み跡明確。下りるほどに藪が濃くなってきますが、まだまだ踏み跡は健在。でも途中から茨が出てきて服や皮膚に引っかかってうざい。半袖で突っ込むと血みどろになるので気をつけましょう。
尾根に乗った辺りで道が消えます。どうやらこの周辺を伐採する為の道だった様子。西に下りれば、六方へ。東へ下りれば清水へ。そんな分岐点のはずですが、清水側はあまりにも藪が濃くて、ここに突っ込んで下りていくのは現実味がありません。必然と藪の薄い西の六方側へと下って行きました。
緩やかな斜面だし、視界は開けているし、道ではなくとも進みやすく軽快に下っていくと六方の沢が近づいたと共にとっても明確な道が現れました。ここは地形図には記載されていない道です。
道は沢に沿って下っていくのでそのまま利用して、滝の落ち口付近まで続いていました。最後は道は消えましたが、ここまでくればもう道なんていりません。沢の中に入って進みます。
すぐに落ち口。柱状節理の岩盤の天辺は甌穴群のようにボコボコしてます。これまた面白い。
右岸、左岸、どちらで巻いて下ろうか? 正解はどっちでも行けます。左岸には赤いテープが巻かれてて誘導してました。比較的なだらかなのは右岸ですね。ただし、小さく下ろうとするとロープが必要です。急がば回れ的に緩やかなで下りられそうな所を選んで回り込むと安全に滝前に到着です。
出発から1時間10分で到着。幕山公園からのアプローチより早く来れました。時間短縮出来たし、無事に到達してホッとしました。
早く着き過ぎたせいで、中途半端な太陽の当たり方。だいぶ滝前でのんびり待機しました。ここ最近、あまり雨が降ってなくて心配だったんですが、ターンパイクに残雪があったので雪解け水が残っているのか予想よりは水が流れていたのも嬉しい。
櫛を通して整列させたような綺麗なライン。特徴のある形状の岩盤は萌えますね。滝前の空間もほどほどに広く、葉の間から陽が差す穏やかな空間。滝前で寛ぐって気持ち良いね。冬に出来なかった心安らぐ一時を頂きました。ありがとうございます。

さて、もう一つの滝へ目指して行動再開。清水の滝を目指します。ここに行かないと六方の滝へは再訪なのに快くお誘いを承諾してくれた鈴木さんに土下座しなければならなくなってしまう。
六方の沢を下っていく。すぐに出てくる紫音の滝の落ち口から右岸にロープがあって安全に下りられる。その後は沢を右に見ながら下って行き、清水へと向かう沢の出合。この辺りは鈴木さんRieさんがグイグイと引っ張ってくれました。感謝です。
さてここからは沢登り。今日はずっと山を下ってばかりでしたがここからは登りです。でも沢に入る訳ではなく左岸の岸上を進みます。ここには破線があって道があるはずなんですが、踏み跡は非常に薄いです。反比例して藪が濃いです。あっちが行き易い、いやこっちだと声を掛け合いながら進み易そうで藪が比較的に薄い所を選んで上がっていく。
清水の滝は左岸からの支流と伺っているけれど、地形図に三本描かれている支流のどれが滝に当たるのか明確な特定は出来ていないので見過ごさないようにギロギロとチェックしながら本流を進みます。
一本目の支流、特に滝はなし。ここで踏み跡は完全喪失。沢に入っての行動になります。二本目の支流、小滝があってこれかなと一瞬思ったけれど聞いていたよりは小さすぎる。そんな矢先にわさび田の跡地が出てきました。この先にあると聞いていたので、自生しているわさびを愛でながら先に進むと、清水の滝が現れました。
想像よりも大きいです。湯河原という特に大きな山がある訳でもない場所にしては大きすぎます。落差は30mほどか、それだけでも十分なのに横幅も15mほどあって勢いのある分岐瀑。大迫力といって過言ではない素晴らしい滝です。
難点とすれば滝が近すぎて引いた画が撮れない事と、のんびり出来る空間が無い事かな。ここでカップラーメンを食べようと思っていたけれど座れるようなスペースがないんです。これにはちょっと参った感じでした。

さて滝見は終了。ここからターンパイクまで戻りますが、最初に藪が酷くて下降を諦めた場所に突っ込む事になります。
既に道はないと諦めているので、進みやすそうな所を選んで歩くと、本流の右岸の岸上に境界線を示す赤い杭が見えて、では人が来た証拠という事で岸上を進みました。
途中からは藪が濃くなって先の杭も分からなくなって、もう行ける所を進みましょうと結局適当に登って行って元の道に復帰しました。
後は明確な踏み跡なので気軽に進んでターンパイクに戻ってきました。歩く距離は短く済んだけど、藪が大変でした。春でまだ緑が少なく先が見えるような濃さだったので無事に行けましたが、より暖かくなれば増々盛んになって藪の密度は増すでしょう。そうなれば行くのは困難になると思います。
その際は、ルートとして確立されている幕山公園からの方が無難でしょうね。

9:20 ターンパイク内 駐車場 出発
10:30 六方の滝
12:10 出発
14:00 清水の滝
14:30 出発
16:00 ターンパイク内 駐車場 到着
他写真
訪問日 2018/03/31

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