牛首の滝
(湯川渓谷)


Data 住所 南牧村
評価(5段階) ★★★★
難易度(5段階) ◆◆
現地へ 国道141号から湯川の左岸沿いにある林道を進む。複数個所、路肩があるので止める場所により到着時間は異なる。下降地点近くに止めれば5分程で滝前に。
コメント
湯川渓谷に右岸から合流する牛首川の出合付近にあるのが牛首の滝です。
滝そのものは大きくないので、緑のある季節は失礼ながら小さな滝に分類されると思います。
しかし冬は周囲も合わせてカチンコチンの氷の世界になるので、クライマーや観光客で賑やかになります。
私が訪れた時も湯川渓谷を含めて6パーティー20人程が氷に張り付いていましたし、ゴッツいカメラ持った観光客も訪れていました。

賑やかではあるけれど、案内は全くありません。
国道141号から湯川渓谷脇の林道を進んでいくと道はどんどん狭くなっていきます。道路もガリガリに凍ってますが、轍があるのでそのまま進んでいくと、路肩に車が沢山止まってます。
邪魔にならぬように車を止めて、ここからは林道歩きです。
林道脇の氷壁を横目に15分ほど進むと牛首川との出合い付近まで来ました。
林道から湯川になだらかに下りる踏み跡があるので、辿っていくと牛首川出合いよりも上流部にある湯川渓谷に到着。左右両岸共に氷が反り立っていて素晴らしい迫力です。
今度は下流側の踏み跡を辿って行き、牛首川よりも下流部へ。湯川渓谷としてはこっちのが本命かな。右岸に広がる氷壁は幅広であり氷の形が繊細で綺麗です。
さあ、本命の牛首川に入っていく。
クライマーが沢山入っているので、こちらも踏み跡は明確。それを辿れば圧巻な氷柱が目の前に。
一本ではなく無数の聳える氷が連なっています。それが狭い渓谷の両岸にあって素晴らしい圧迫感です。
奥に牛首の滝がありますが、圧巻なのはこの両岸の氷柱群ですね。見渡す限り氷の世界というのは初めてで物凄く興奮しました。
ちなみに、湯川も牛首の滝も氷に接近するには湯川の渡渉が必要になりますので、長靴があると便利です。

他写真
訪問日 2018/02/11

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