夫婦滝


雄滝


雌滝

Data 住所 中津川市
評価(5段階) ★★★★
難易度(5段階) ◆◆◆
現地へ 御嶽山の南西部。国道257号から東本谷の川沿いの道を北上。乙女渓谷キャンプ場の駐車場に停めて登山道を進む。およそ1時間20分程で到着。
コメント
以前から行きたかったけれど、中々チャンスが無くてようやく訪問する事が出来ました。
チャンスというより、遠くて尻込みしていたが正解かも知れない。
埼玉からナビで検索すると320kmと表示される。齢を重ねると車の運転も面倒になってきました。北は福島、西は長野が限界のように感じるけれど、まだまだ頑張るぞ。
道の駅「加子母」で皆様と待ち合わせ。この滝は西向きですからね、急いで午前中に行っても逆光になっちゃうので付近の滝で時間潰し。
11時頃に乙女渓谷入り口の駐車場に到着して、橋を渡って登山道を歩き始め。
この渓谷沿いの登山道の整備は凄いです。尾瀬でもここまで丁寧じゃないぞって思うくらい木道が敷き詰められています。しかも2人が横並びに歩いても問題ない程のゆったりした幅なんです。これがゆとり世代の登山道なのかと驚きです。岐阜の滝巡りに対する本気度が伺えて頭が下がります。
そんな訳で道中はゆとりを持ってのんびり歩けます。山に行くの初めてって方にも安心な道です。途中で新展望台があったので寄り道。はっきり言って殆ど見えないし分からない。
元の登山道に戻っておよそ1時間20分で雄滝の前に。水量豊富で素敵! 登山道の終点から滝までは30mくらい離れていると思うけど、そこまで飛沫が舞ってきます。そこから岩壁まで近付くとまた違った表情を見れてくれる。右から左から真正面と滝の姿を堪能。よだれものですね。
欲張って岩壁の溝を利用して真下を目指す。逆層でホールドが乏しいけれど何とか登れた。
そして真下から見上げる。飛沫が自分目掛けて降って来るじゃないの! なんちゅう迫力や! これが若者の言葉で「ヤバい」ってやつだな。まさしくエクスタキーです。
岩壁は登れたけれど降りるのは怖かったなぁ。というか一人では下りられなくて仲間に助けて頂きました。足場を指示して貰ったり支えて貰ったりして何とか下りられました。ありがとうございます。自分の力で行けない所は登っては駄目ですね、反省です。
さて、そんな風に撮影を楽しんでいますが、ちょっと早く着いちゃったようでまだ太陽が高すぎて青空が薄い。
一旦雄滝から離れて、時間潰しも兼ねて雌滝に向かいます。この先は整備されていません。難易度も上がります。山に慣れてない方にはちょっと酷な道程ですのでご注意を。
雄滝を正面に見て、右手に聳える岩壁があり、その脇を通り過ぎて、杉の根っこを頼りに大岩を超えます。
最後は水の中を登っていくか、はたまた右手のグズグズのガレ場を登っていくか、どちらも不安定な足場ですが慎重に進んでいけば大丈夫。
距離は短く、ものの5分程で雌滝前に到着。こちらの方が水量は少ない。落差はあるものの飛沫も物足りない感じ。
のんびり撮影して、雄滝に戻る。だいぶ時間を費やしての撮影で長時間滞在しました。でもお陰で青空と一緒に撮れたので満足です。
他写真
訪問日 2016/05/20

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